山陽新聞

13日午後3時35分ごろ、岡山市中区門田屋敷の県道で、岡山電気軌道(同徳吉町)の路面電車「MOMO」(岡山駅前発東山行き、2両編成)が脱線した。乗客2人と男性運転士(59)にけがはなかった。同社が原因を調べている。

 岡山中央署などによると、電車は中納言電停そばの交差点を右折した後の直線で、1両目の前輪がレールから約20センチ外れ、運転士が緊急停車した。制限速度内で運行していたといい、運転士は「カーブを曲がった辺りから車体が浮き始めた」と話しているという。

 脱線の影響で、西大寺町―東山電停間が午後8時まで不通となり、同社が代替バスを運行した。

ttps://www.sanyonews.jp/article/984615