国交相はなぜ「公明党」が独占しているのか 小泉政権から11年
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9/19(土) 17:00配信 J-CASTニュース

2001年の中央省庁再編で発足した国土交通省のトップ・国交相に公明党の衆院議員が就くようになったのは04年9月の北側一雄氏から(06年9月まで)。
以来、故・冬柴鐵三氏(06年9月〜08年8月)、太田昭宏氏(12年12月〜15年10月)、石井啓一氏(15年10月〜19年9月)と続いている。19年9月から務める赤羽氏の1年間と合わせて、11年以上に及ぶ。

公明党にとっても「うまみ」はあるという。先出の政治部デスクが言う。

「建設業界は就業者が全国に400万人います。今でも選挙の時は、業界一丸となって票とカネを動かす動員力があります。
実際、過去の衆院選で公明党が苦戦していたある比例ブロックで、業界に『選挙区では自民に、比例区では公明に』と投票を呼びかけたところ、劣勢を挽回して当選に導いたこともありました。
公明党の存在感をアピールするのに、国交相というポストはうってつけなのです」