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JR西日本は、将来的な人手不足や新型コロナ対策として、対面で切符の販売などを行う「みどりの窓口」を設置する駅を2022年度末までにおよそ半分に減らすことになりました。

JR西日本は、管轄する近畿、中国、それに北陸エリアのおよそ340の駅に対面で切符の販売などを行う「みどりの窓口」を設置しています。
これについて、チケットレス化が進んでいることや将来的な人手不足への対応、それに新型コロナの感染防止対策で、客と係員が接触する機会を減らすためなどとして、設置駅を2022年度末までに半分に減らし、2030年度末には今の3分の1のおよそ100にまで減少させるということです。
新幹線や特急列車が停車する主要な駅には残す一方、およそ200の駅には代わりとして、コールセンターのオペレーターとビデオ通話ができる機能を備えた券売機を導入することにしています。
また、「みどりの窓口」の営業時間も一部の主要な駅を除き、午前8時から午後8時までに短縮することにしています。
JR西日本は、「コロナ収束後も客足が以前ほどには戻らないと予想していて、固定費の削減を図るとともに、駅員に機動的に対応させたい」としています。