同じ千葉日報より

JR外房線で踏切事故、運転見合わせ 1人死亡、軽乗用車が大破 乗客は徒歩で駅に…住民「危険な場所」 2021年10月28日 15:51

28日午前10時40分ごろ、千葉市緑区土気町のJR外房線大網―土気間の踏切で、上総一ノ宮発東京行き上り快速電車(15両編成)と軽乗用車が衝突した。
千葉南署によると、軽乗用車は大破しており、乗っていたとみられる性別不明の1人が死亡。電車の乗客約670人にけがはなかった。
同線は上下線とも誉田―本納間で運転を見合わせている。JR千葉支社によると、運転再開は午後5時ごろの見込み。

JR千葉支社と千葉南署によると、現場は歩行者と幅1・3メートル以下の車のみ通行可能な踏切で、当時警報器が鳴り遮断機が下りていた。電車の運転士が踏切内で立ち往生していた車に気付き、ブレーキを掛けたが間に合わなかった。踏切の非常ボタンによる通報はなかった。同日午前10時35分ごろに同線千葉発上総一ノ宮行き下り普通電車(8両編成)が通過した時には異常はなかったという。
同社は安全確認後、快速電車の乗客を降ろし、約800メートル離れたJR土気駅に徒歩で誘導した。

近くに住むタクシー運転手の男性(74)は「事故のあった電車に乗ろうと思っていたので驚いた。(現場の踏切は)狭くて段差があり、軽乗用車でも大変危険な場所」と話した。
https://www.chibanippo.co.jp/news/national/844440