番組はさらに二人の「被害者」を取材。

宮城県在住の淳子さん(仮名・70代)
も16歳の時に騙されて麻酔を打たれ
手術をさせられた
彼女の父は周囲の人間にどやされて同意書にサインしてしまっていた
結婚はしたが子供ができず離婚、を何度か繰り返す人生
「腹が立った」
「国の障害者差別そのもの」

脳性まひで両腕が不自由な女性、小山内美智子さん64歳。
車椅子でヘルパーを入れつつ一人暮らし。

1977年の札幌テレビの番組「サンデー丸」に出演。
当時は足でタイプライターを打ち、本の出版を目指していた
足で器用にピーラーを使い、ジャガイモの皮をむく。
障害者たちとの施設暮らし。

女性は生理の処置が自分でできないだけで
子宮摘出の優生手術を強制された。

美智子も母の久子に優生手術を勧められた
病院に向かうタクシー車中、
美智子は突然やりたくないと、タクシーを降りてしまう
母も、じゃあ辞めよう、と私が悪かった、と泣いて美智子に
詫びたという。母も周りから強制されていたのか?

美智子は31で結婚、長男・大地くんを出産。もちろん健常児だった。
足で子育てした。