青山学院・原 晋 監督「寮生活から菌がわいて出てくるわけではない。寮生活以外をいかに指導していくか」
スポーツ報知 8/11(火) 16:26配信

11日放送のTBS系「ひるおび!」(毎週月〜金・10:25〜13:55)では、
新型コロナウイルスのクラスター(感染者集団)が発生した私立立正大淞南高(島根県松江市)のサッカー部について取り上げた。

サッカー部の寮を中心に大量の感染者が出た。
リモートでゲスト出演した青山学院大学陸上競技部・原 晋 監督(53)は、
「寮生活は勝利をするための目的もありますけれど、あくまでも教育寮なんですね。
寮生活を通じてコミュニケーション能力をはかったり、あるいは先輩を思う気持ちをはかったり、
あるいは我慢する気持ちをはかったり、というようなことなので、その整理だけはちゃんとしていただかないと。
寮生活イコールすべてがダメだということにはならないようにしてほしい」と訴えた。

また、社会人の独身寮や一般の学生寮、スポーツの寮などもさまざまなタイプがあり、特徴があることもと説明した。

自身の寮については「感染しない対策は本当にやっているんですけれど、感染した時にどうするかというのが、不十分なところがあります。
もし感染した時に検査を受けるセンターみたいなものが身近にあればすぐに対応できると思うんですね。
スポーツ活動イコール教育活動ですからこれを止める訳にはいかない。
何かあったときにいち早く不安が除けるような対応が政府としてやっていただければ」とした。