曝露反応妨害法のキモは、ただ単にやめることではない。
それは「曝露」にある。
自ら進んで強迫観念を引き起こすということ。
実際のところ、反応妨害のほうはコントロールが非常に難しい。
反応妨害とは行為をしないこと、やめること、行為を妨害することなのだが、
止め続けるのは難しいのだ。

儀式(強迫行為)をして観念を打ち消したら気持ちよくなるだろう。
しかし儀式をしたからといって嘆く必要はない。
儀式をしてしまったらすぐに曝露すればいい。
それを繰り返していけばやがて強迫観念は薄らいでいく。