〜今日の菜根譚〜

『孤雲、岫を出づる、居留、一も係わる所なし。朗鏡、空に懸かる、静躁、両つながら相干さず。』

谷間から流れ出る白雲は、行こうがとどまろうが思いのまま、なにものにもとらわれない。
中天にかかる明月は、下界が騒がしかろうと静かであろうと、一向にわずらわされない。

−とらわれない境地で生きる−