時間が手持ちぶさたになり、どこか行きたいところある?とたずねると、彼女はCDを見たいと言った
僕らはショッピングモールからちょっと離れたカフェを併設しているCDショップとか本が置いてある所に場所を移した
外は北風と雨がぱらついていて「寒いね」と言って歩いた。
僕はタバコが吸いたくなったので吸いにいこうとすると、外の喫煙所、テラス席は閉まっていた
僕らはカフェで飲み物を飲んだり、おしゃべりをしたりした。
センターでのバレーの練習が25日にあり、「楽しみだね。」と話すと「なつみさんは来る?」と言ったら「あっ、クリスマスか、予定が空いていたら」とか言っていた
僕はそのとき悟った
なつみさんは彼氏がいるのでは無いのだろうか?
だがそれでも良いと思った。期待はしていない。
期待をしていたら馬鹿を見る。
また次があるさ、という気持ちが芽生えてきた。
それから音楽の話とかして、僕の過去の話、LINEのタイムラインにいろいろ書いてあると言ったら、スマホをいじりだし、眺めていた
上映時間間近となったためチケットを買いに行く
僕は発売券の使い方が分からないのでなつみさんに任せてお金を支払った
なつみさんは障害手帳を持っていたため1000円で買えたような気がした
あまり覚えていない。
それほど他人任せにしていたということだろう。