社会性の問題はほとんどなく、不注意、多動性、衝動性の特徴がある
ほとんどの場合、ADHDには社会性の問題はありません。集中力が続かず注意力散漫な「不注意」、落ち着きがなく行動をコントロールできない「多動性」、衝動にブレーキがかけられない「衝動性」という3つの特徴があります。

3つの特徴について詳しくみていきます。

ほとんどの場合、ADHDには社会性の問題はありません。集中力が続かず注意力散漫な「不注意」、落ち着きがなく行動をコントロールできない「多動性」、衝動にブレーキがかけられない「衝動性」という3つの特徴があります。
□「不注意」の特徴

約束を忘れやすく、待ち合わせをすっぽかすことも。
遅刻が多い
書類や持ち物などを、電車の中や駅のベンチに忘れてきてしまう。
物をどこにしまったか忘れてしまい、探すために部屋が散乱する。

□「多動性」の特徴

物音に気を取られてしまう
ひとつのことを根気よく継続するのが苦手
転職を繰り返す(仕事が長続きしない)
恋人をコロコロかえる
会議をしていても、他のことを考えてしまう
二つのことが同時にできない

□「衝動性」の特徴

自分の金銭的な状況を省みず、衝動買いをしてしまう
並んで待つことができない
急に怒り出す
場の空気を読まずに思ったことを口にして、周囲を困惑させてしまう
不用意な性行動をしがち。その場の雰囲気で、パートナー以外との関係をもってしまうことも
交通事故に遭遇するリスクが高い
アルコールに依存すること