・『アスペルガーの人はなぜ生きづらいのか? 大人の発達障害を考える』(米田 衆介,2011,講談社)…医学的見地からの側面が強い本だが、専門書ではなく一般書なので読みやすい。

・『アスペルガー症候群だっていいじゃない 私の凸凹生活レポート』(しーた,学習研究社,2010)ならびに『発達障害 工夫しだい支援しだい: 私の凸凹生活レポート2』(しーた,学研教育出版,2011)…アスペ当事者による著書。4コマ漫画もあり分かりやすい。4コマ漫画だけ読んでも概要が掴めるので時間のない人にも向いている。

・『クレヨンしんちゃん』(新クレヨンしんちゃんを含む。アニメや映画も含む)……アスペルガーと直接は関係ない漫画。しかし、ギャグのネタが、アスペルガーならギャグではなく素でやりそうなネタが多い。また、主人公(野原しんのすけ)が「?」となりどうして怒られたかを理解していない場面も、アスペルガーが共感しそうな部分である。

・『かりあげクン』……ギャグ漫画だが、主人公のかりあげ君が、アスペルガーならギャグではなく本当にやりそうなネタが多い。なお、アスペルガー自身の人が読んだ場合は、ギャグ・オチが理解できない箇所が多いと思われる。

・『おとぼけ課長』……『かりあげクン』と同じ作者。主人公の課長は、かりあげ君に比べればアスペ度は低い。

・理系の人々 単行本(ソフトカバー) よしたに (著) 中経出版……シリーズ化している本。文系理系関係なくアスペルガーならやりそうなことが多い。1作目の、112〜119ページ「理系の彼女さん」はその典型(なお、この場合の「理系の彼女さん」とは、「彼女」が理系という意味ではなく、「理系の男性の、その彼女」という意味)。
なお、映画化もした『理系が恋に落ちたので証明してみた。』(リケ恋)は原作・劇場版ともに、アスペっぽい描写はありませんでした。


問:本を読む時間がないので、「アスペルガ