解体工事で2人死亡 沖縄県国頭村「沖縄やんばる海水揚水発電所」 350キロのケーブル落下


11/28(木) 17:25配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191128-00503816-okinawat-oki

死亡事故があった発電所敷地に入っていく消防車両=11月28日14時50分頃、国頭村安波(読者提供)


 28日午後1時55分ごろ、国頭村安波の「沖縄やんばる海水揚水発電所」の解体工事現場で「ケーブルが落下した」との119番通報があった。国頭地区消防によると、作業員2人が落下したケーブルの下敷きとなり死亡した。

ケーブル落下事故があった「沖縄やんばる海水揚水発電所」の空撮

 事故はケーブルの撤去中に発生。ケーブルとみられる落下物の重量は350キロだったという。

 海抜132メートルに位置する同発電所は1999年、通商産業省(当時)の全額補助で電源開発(Jパワー)が総工費約364億円をかけ建設したが、需要やコスト面で採算が合わず廃止に。2014年度で運転を終了していた。
.



【関連記事】
那覇空港・連結ターミナル工事で梁崩れ転落 2人死傷【動画あり】
「バンッ」大音響、高さ10メートル崩落 住民、表情固く【北中城石積み事故】
世界遺産の隣に建設途中のまま40年以上…廃虚のホテル2億円かけて解体へ
「あり得ない…」水路に異変 白濁した水面、魚が浮かぶ痛ましい光景
「車が海に落ちている」 トラック転落、男性1人死亡 那覇の港


最終更新:11/28(木) 20:16
沖縄タイムス