山口真帆「アイドル廃業宣言」モデル転身か…AKS退社決定的

2019年4月26日 6時0分スポーツ報知
https://hochi.news/articles/20190425-OHT1T50249.html
 昨年12月にファンの男性から暴行され、今月21日の劇場公演でNGT48を卒業することを発表した山口真帆(23)が25日、発表後初めてツイッターを更新し「アイドル廃業」を宣言した。

 山口はこの日午前9時45分ごろ、第三者委員会の調査報告会見中にツイッターで反論を繰り広げた3月22日以来となるツイート。「アイドルは辞めてしまうけど、1人の人として、皆さんにまた愛してもらえるような、強く優しい女性になりたいなと思います」などと約1200字にわたり現在の心境をつづった。

 一時は別のアイドルグループへの移籍も考えていたとの情報もあるが、改めて今後アイドルとして活動しない意思を明確にした。

 山口は現在は運営会社のAKSに所属しているが、21日の公演で「(事務所社長から)『今は会社を攻撃する加害者だ』とまで言われています」と告白するなど、事務所との関係は修復不能な状態。卒業後はAKSを辞めることは決定的となっている。

 地元関係者によると、山口の元には複数の芸能事務所からオファーが届いており、卒業後は新潟を離れて上京し、芸能活動を継続する見込みだ。

 山口自身は今後、モデルとして活動していることを希望しているという。だが別の関係者は「あの発信力と度胸は強み」と注目。バラエティー番組などでタレントとしての活躍の場が与えられる可能性もあると指摘した。

 「AKB48が、そしてアイドルが好きでした」という山口は、事件を経験し「NGT48にならなかったら、こんな思いしなかったのではないかとも思いました」と心境の変化を吐露した。卒業が決まり「今はNGT48になって良かった」と思えるようになったという。5月18日、新潟での卒業公演がアイドルとしてのラストステージとなる。


 ◆山口暴行事件の経緯

 ▼2018年12月8日 山口が男性ファン2人から暴行を受ける

 ▼同9日 新潟県警が男性2人を逮捕するが、のちに不起訴処分に

 ▼2019年1月9日 山口がSNSで暴行被害とメンバーの関与を告白

 ▼1月10日 山口が劇場3周年公演で騒動を謝罪

 ▼2月1日 第三者委員会を設置

 ▼3月7日 不適切行為のため、今村悦朗・前劇場支配人との契約解除

 ▼同22日 運営会社・AKSが第三者委員会の調査報告書の説明会を実施も山口がツイッターで反論

 ▼4月21日 山口が劇場公演に参加し、5月18日での卒業を発表

 ▼同25日 ツイッターでアイドルをやめることを明かす