沢尻容疑者、大河撮影前に恋人と関係清算も…復縁が事件の引き金


11/28(木) 5:30配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191128-00000089-spnannex-ent

沢尻エリカ容疑者


 女優の沢尻エリカ容疑者(33)が、自身と共同で合成麻薬MDMAを所持したとして26日に逮捕された恋人でファッションデザイナーのNAOKIこと横川直樹容疑者(34)と、NHK大河ドラマ「麒麟がくる」の撮影開始直前に関係を一度清算していたことが27日、分かった。約1カ月前に復縁したことが事件の引き金になったとみられる。

 「麒麟が…」のクランクインは6月3日。沢尻容疑者はこの直前に横川容疑者に別れを切り出し、芸能関係者に「大河ドラマは自分の女優人生の集大成にしたい」と作品に懸ける思いを打ち明けた。2人をよく知る関係者は「互いに依存し合っていた関係。エリカは大仕事を前に薬物との縁を切りたくて別れを選んだのではないか」と当時を振り返った。

 沢尻容疑者はその後、飲食店経営者の男性と3カ月ほど交際。横川容疑者とは友人関係を続け、約1カ月前に復縁した。沢尻容疑者はMDMAについて「数週間前にクラブで彼氏から預かった」と供述。関係者は「結局、彼氏といると(薬物から)離れられなかったのだろう」と嘆いた。

 2人の交際は11年に始まった。ストリートブランドにデザインを提供する仕事をしていた横川容疑者に沢尻容疑者がほれ、交際後は自身の芸能人脈を紹介するなど仕事を後押し。横川容疑者は15年にメンズブランド「NAOKI―R」を設立。独立後は沢尻容疑者に経済的に支えられ「ヒモ状態」(知人)で、沢尻容疑者宅で母リラさんを含め3人で暮らしていたという。

 その沢尻容疑者宅で見つかったMDMAはカプセル2錠に入った粉末計0・198グラムと微量。沢尻容疑者は違法性を認識して所持していたとはいえ、尿検査は陰性だった。捜査側がMDMAについて「使用目的での所持」が裏付けられなかった場合、恋人の横川容疑者から預けられ、保管していただけでは悪質性が低いことから不起訴となる可能性もある。
横川容疑者の会社を家宅捜索したが違法薬物は見つからず、今後、横川容疑者から供述を引き出し、MDMAの共同所持を立証していくとみられる。

 横川容疑者の逮捕で警視庁が注目しているのがクラブイベントにいつも集まっていた沢尻容疑者の夜遊び仲間だ。芸能人や美容整形外科医、クラブのオーガナイザー(主催者)ら“夜友(よるとも)シンジケート”に捜査のメスが入るかもしれない。
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最終更新:11/28(木) 5:30
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