作用時間はほぼ互角。
エバミールは弱い睡眠薬であり、レンドルミンの勝ちか?
レンドルミンももしかしたら「弱い睡眠薬」かもしれないが、「麻酔前に使える」ことから、それなりに強力なのだろう。先発品自体に口腔内崩壊錠(OD剤)があるなど、選択の幅も広い。
エバミールは2錠まで出せるが、レンドルミンは「適宜増減」の文言があるため理論的には2錠まで行けるが、現実的には日常的に2錠出してくれる医者はあまりいないので、その意味ではエバミール優勢か? 
仮にレンドルミンがエバミールより強いとしても「1錠 対 2錠」 では、2錠つまりエバミールの勝ちだろう。

(なおエバミールのほうが3時間長いのだが、なぜか、精神科医を含めてレンドルミンのほうが長いと勘違いしている医師が多い)

ちなみに薬価は、高い順に

レンドルミン先発品≒ロラメット(エバミールと同じ成分。先発品同士)>エバミール>レンドルミン後発薬

といった感じだが、これは1錠あたりの比較なので、2錠としての比較となると、断然、エバミールやロラメットのほうが高いことになる。
なお、エバミールとロラメットは、後発医薬品すなわちジェネリック医薬品は、まだ作られていないし、需要の少なさから今後作られることもないだろう。

なおスレ題名は、前者の()にあるロラメットは「先発品同士、商品名」という意味であり、
後者のレンドルミン(ブロチゾラム)は、ブロチゾラムは成分名なので、意味が対等ではない。

なお、平成30年だったかな?
国が「処方箋を一般名で書くように」推奨したが、これは患者が先発品でも後発医薬品も自分で選びやすくするという名目。
ゆえに、けっこう多くの医者が処方箋に「ブロチゾラム」と書くようになったが、OD錠(口腔内崩壊錠)の関係から、先発品(商品名)で書かれると、やや選択肢が狭くなる。(参考 https://egg.5ch.net/test/read.cgi/hosp/1563605661/4- 病院医院や薬局によって細かいルール違うし、実は健保法って曖昧で適当? )
また、エバミールやロラメットに関しては、後発品が存在しないため、商品名で処方箋を書くのが通例であり、これらを成分名で書く医者は非常に少ないし、また、そう書かれた場合、エバミールかロラメットか薬局で薬剤師と相談になる。