就労継続支援をしているから事業(ビジネス)をするか
事業(ビジネス)をしているから就労継続支援をするか

これまでは前者でよかったというか前者で結果を出せなくても許せてもらえていた。(正確には許せてもらえることはないが今日のポイントではないのであえてこう書いて次に行きます。)
しかしながら就労継続支援の国からの加算を見てもらえばわかるが、ここ数年の評価ポイントはどれだけ外部収入の売り上げを上げ利用者に多くのお給料を支払いどれだけ企業に就職させたかにシフトしてきている。

人口減、労働人口減、税収減、高齢化社会、少子化対策、防衛対策、etc.

そう、単に社会性だけで賄える財源がもう無いのだ。
日本が世界に誇る最高の社会保障制度も限界になりいよいよ崩壊の時期に入った。
プロセスも大事だが、結果を求めらている以上役割や主役が交代するのは仕方のないこと。
すなわち私の考えるこれからの就労継続支援の主役は後者だ。
だから私は強みのある商品やサービス、技術、人材、商流、歴史、信頼があり、顧客やファンがしっかりついている企業にこの業界への参入や福祉事業所とのお仕事での共存を促している。
今日の訪問先もそんな思いでいろいろと情報交換させてもらいました。
日本の社会保障は大変素晴らしい反面、自立の妨げになっている部分があるのも事実。
これまでにも社会保障があるが故に立ち止まる方々を多く見てきた。
これ以上稼ぐと生活保護が減るとか無くなるとか、利用料を払わなければならならくなるとか、障害年金を貰えるようになったから今までほど働きません、頑張るのをやめますとか…