LUNACY

結成当時の冠を掲げた狂気的猟奇的作品

人肌の温もりを感じる楽曲もあるが
それは人に扮した塊の熱であり

今作の根本にあるのは
絶対零度と∞の熱量の両極の世界観

バンドが今作で燃え尽き
あるいは氷河期に突入してしまったのも頷ける作品

聴いた者の評価を拒む作品であり
LUNA SEAの作品では唯一評価ができないアルバム