国民民主党はかって日本に存在した 「民主社会党(民社党)」 に酷似している。

すなわち、1959年6月の参院選敗北の総括と60年安保闘争の運動方針をめぐって、同年10月に社会党右派の西尾末広派が日本社会党から脱党するとともに、同じ右派の河上丈太郎派の一部も同調して離党し、1960年1月に民主社会党として結成した。
発足時、西尾末広が中央執行委員長(党首)に、曽祢益が書記長に就任した。
彼らは当時の政権党である自民党と対峙することよりも、出身母体の日本社会党との違いを強調することに腐心し、限りなく自民党にすり寄っていった。
その結果、国民からは 「第二自民党」 と認識され、存在価値を示さないまま、蟻地獄に落ち込んだ蟻みたいにずるずると深みにはまって議席を減らし、25年後に政治の舞台から消えていった。

 歴代委員長
  西尾末広  (1960-1967)
  西村栄一  (1967-1971)
  春日一幸  (1971-1977)
  佐々木良作 (1977-1985)
  塚本三郎  (1985-1989)
  永末英一  (1989-1990)
  大内啓伍  (1990-1994)
  米沢 隆  (1994-1994)
http://leia.5ch.net/test/read.cgi/poverty/1632563763/69