さすがにエベレストの山頂に山小屋は無いものの、中腹部に大規模なベースキャンプ村があったりします。 
それらもこの前の大地震と大雪崩で大被害を蒙り、本格的な再建はかなり様の話になりそうですが。

【エベレスト登山】南東稜 標高5300mのベースキャンプライフ。 (2013年4月)
http://feel-the-earth.com/wp/?p=1029
・国際公募隊での登山の場合、参加者の国籍が様々なので食事はヨーロッパスタイルである。
 つまりお米よりもパンを主体とした食事になる。パンといってもヨーロッパのパンとは異なる。
 ベースキャンプには専属のコックがいて料理を担当してくれる。 コックといってもレストランのシェフがいるわけではない。
 料理の得意なシェルパ族の男性が担当している場合が多い。
・主食
チベタンブレッドと呼ばれる薄いパン、チャパティと言われる小麦粉を薄く延ばして焼いたもの。 ふかしたジャガイモ、パン、ライス時々。
 パスタもある。
・おかず
とり肉、ヤク肉を焼いたものや卵を使ったもの、ポテトや野菜を切ったりゆでたり、炒めたもの。
スーパーマーケットやコンビにが近くにあるわけではないので食は保存の利くものが多い。

http://feel-the-earth.com/wp/wp-content/uploads/0100base01.jpg
ベースキャンプ食事の一例。チキン焼き、ポテトとカリフラワーの炒め物。
時にはネパールの典型的な料理であるダルバートと呼ばれるご飯と雛マメのスープと香辛料で炒めた野菜が出されることもある。
国籍が一つの隊ではその国の料理がメインになる。 例えば日本隊であれば日本の食事、韓国隊であれば韓国の食事になる。
 長いテント生活で自分に馴染んだ料理が食べられるのは大きな利点だ。

・飲み物
お湯に溶かす飲み物が多い。お茶、インスタントコーヒー、レモネードなど。ネパールの飲み物であるチャイと呼ばれる甘いミルクティーも。
http://feel-the-earth.com/wp/wp-content/uploads/0100drink.jpg
ベースキャンプではポットに詰められたお湯が常備されていて、それを使いお茶、コーヒーを飲む。