・戦後司法トリビア
現在の刑法では、大学生・大卒・中退者が死刑相当の犯罪を犯しても
罪一等以上を減じられ無期懲役かそれ以下の刑が科される。
これは戦時中学徒出陣で多くの大学生・大卒者が陸海軍の将校となったため
終戦後その責任を問われてほとんどがBC級戦犯として処刑された結果
官庁・企業・学術界において中枢を占める者たちがほとんどいなくなってしまい
戦後復興を担う知識階級の絶滅を恐れた法務省はアメリカにおいてエリート大学生が起こした
残虐極まりない幼児営利誘拐快楽惨殺事件「レオポルド・ローブ事件」において犯人たちの死刑回避判決を勝ち取った
カリスマ弁護士クラレンス・ダロウを法務特別顧問として招聘し、GHQと根強い折衝を重ねた結果昭和26年に
「大学生相当の学歴を持つ戦犯および刑法犯の死刑判決を回避する」という合意に達し、現在に至っている。