>>49
1.高速航行することで船体に従来型のフネよりもより多くの衝撃がかかり、金属疲労を起こす。
 当然、船体の寿命は短くなる。
  これは(なんとなくでもいいので)わかるよね?
 
  しかも、高速を確保する為には少しでも軽くしなきゃいけないので、板厚も当座の強度が確保できれば
 良い程度まで極力薄くして建造して(いるはず)ので、金属疲労に対する抵抗力が従来のフネより低い。
  これは、いくらなんでも簡単にわかるでしょ?


2.鉄に代表される金属はできた瞬間から錆始めるんだけど、これが異なる種類の金属が触れ合うと
 もっと錆びやすくなる。(詳しいことは電食・電触で調べてみてね)
  船体にはいろいろな機器類(例えば、ウォータージェット推進機関とか)がついてでしょ?
 海に浮かぶフネなので湿気や水が加わり、普通の鋼材単品のときよりも派手に錆びる。
  塗装をすることで水分が触れないようにして多少は減らせるんだけど、塗料だって高速航行の摩擦で
 摩耗が速い。
  これも、そんなに難しくはないよね? 

*  乗員が2組ってのは、長期間の航海を前提としていないので、居住性が極めて劣悪。
  そんなものに、長い間乗せられたんじゃ、乗員の疲労がとんでもないことになる。
   それ以前に、少しでもフネの稼働率を上げたいので、SSBNと同じように2組のクルーを用意しておけば、
  フネそのものが動くのであれば、人間だけを入れ替えてやればいいという実にアメリカ人らしい合理的な
  発想に基づいたものw