半藤一利の昭和史では1937年7月7日の盧溝橋事件から
12月の南京攻略戦まで、必ず一気に飛ぶ。
その間の5ヶ月間の出来事を、作為的に無視し無きものにしている。
要するに最も重要な部分を意図的に欠落させて事実を歪曲させる
詐欺師のようなもん。

重大な出来事と言えば
・7月8日に海軍は航空隊に中国爆撃の準備命令が発動する。
・船津和平交渉
・大山中尉事件(上記交渉を破綻させるための海軍の自作自演事件)
・8月14日 渡洋爆撃(南京無差別爆撃)開始。
(爆撃命令は13日に出ていた。上海で中国軍の攻撃が始まる前に)
・9月 国際連盟は海軍の無差別爆撃に対する非難決議を採択
・10月 アメリカ ルーズベルト大統領の隔離演説
(日本の無差別爆撃を非難した内容で、アメリカ大統領の日本非難は歴史上初めての重大な出来事)

これだけ重大な出来事があるにも関わらず
歴史教育でも、この部分は常に消されてきた。