高品質ガソリンや潤滑油の大量供給に難がある日本が、
100オクタン相当のガソリンを前提とする発動機を前提とする機体づくりに突っ走るのは、
昭和14年以降、アメリカの禁輸の時代において、対米戦争を準備する観点では、
大いなる自己矛盾だわな。

プロペラ効率の向上(ペラブレードの揚抗比改善、ピッチ角)なり、
空気抵抗の削減(翼型の揚抗比改善、補助揚力装置の改良、主翼面積縮小)、
機体の更なる軽量化、などの
技術開発に全力投球するなら、まだ合理的の範囲内であるけれどね。