>>476
返信ありがとう。
海軍の意思決定について勉強になった。

スレ違いだし、歴史にifは無いけど、仮に海軍が生存作戦を実行した場合にも、いくつか解決すべき課題がある。
これについて意見がほしい。こちが言い出しておいて無責任だけど。

1つ目は、アメリカ海軍にとって危険な帝国海軍が残存したままの状態で、アメリカが飛び石作戦を実行したかどうか。矛先を本土に向け迫ってきたかどうか。

次に、その場合の島の救援と補給方法。
マリアナを取られると負け確定だから、昭和天皇が言ったように、マリアナ諸島の要塞化をすべきだったと思っている。

でも、これは現在にも続く大問題で、例えば尖閣もそうだけど、島に大部隊を配置すると、逃げ場が無いのですぐにやられる。その救援方法と補給方法が分からない。玉砕は占領されてしまうので絶対してはいけない。

言いたいことは、帝国海軍が水上、及び航空戦力を維持したまま守備的に再編成・再配置したならば、潜水艦狩りがきちんとできるし、護送船団もちゃんと組めるので、東南アジアへの通商シーレーン防衛ができる。

同時に、アメリカ海軍がそう簡単に手出しできないので、島にへの救援、補給を解決したらマリアナ防衛も可能となる。
この2つの目標が達成可能となれば、戦争が継続できる。
タイミングをみて都合良く講和に持ち込む。

多分、それが出来ないと判断されたので、ソロモンとニューギニアにも出掛けたのだろうけど。


繰り返しになるけど、海軍をアメリカ艦隊に対してのみ、攻撃的というか打撃的に配置し使ったのは悪かったと思う。大失態だと思う。

逆に海軍の生存作戦は、シーレーン防衛とマリアナ防衛の可能性を高める。これにより国内生産と戦線の維持、継戦能力の維持ができる。
海軍を戦時経済維持のために防衛的配置で使えていたらと思う。

ちなみに、グアムの資料館に行って、日本軍の守備隊の記録をみたり、実際に地形を見たけど、要塞化してない孤立無援の島で相当頑張った。守備隊は満州から配置された精鋭たちだった。