NHKの、戦前の東京を映した映像をカラー化した番組を見たんだが、
洋服を着飾って銀座を闊歩するカップル シボレーのネオンサイン このあたりは正直驚きだった。
226事件の前の映像で、アメリカとも貿易してたわけで当たり前ではあるけども。

日本が考え違いをしたキーワードはやっぱり「1等国」じゃないかなぁ
日清・日露・1次大戦までは国際法を守らないと1等国として認められないって意識があったと思う。
が、ワシントン会議での5・5・3を知って民衆が怒り狂ったと聞くと、この頃から自分たちも1等国だから他と対等だろうが!と思うようになってたのかと感じる。
山本長官の、日本が3に押さえられたのではなくアメリカを5/3に押さえているんだけどなぁって話とか。
史実で艦これってのがあるんだが太平洋戦争以前に日本・アメリカ・イギリスの戦力比較って雑誌に載ってて、情報自体は一般の人も結構接することが出来たんじゃないかと思うが、
満州だけは手放さないって当時の新聞の一般人の声として紹介されているのを見ると、不景気と他の大国への不満、連戦連勝で来てるって軍への当事としては自然だろうと思える信頼感などが合わさって軍を後押ししてしまったってのはその通りだと感じる。