>>496 >悪天候の中で高高度爆撃では道理に合わない
>>497 >物凄い視界がいい中での攻撃

>>497にある「低空」の箇所ばかり見ていると「誤解」をしやすいのですが、
低空で攻撃を行う編隊の背景に注目すると多数の白雲が垂れ込めていることに気づくはずです。

低空で攻撃する分には確かに「物凄く視界がいい」といえますが、
高度をとり、遠方から水平線の彼方の敵機を発見しなければならない零戦側にとっては「視界が不良」とも同時に言えることが理解できます。

また、実際の天候を示す写真も上記の引用元(P.79)に掲載されており、無数の断雲により視界が不良(断雲により遠方が把握できない)であることが一目瞭然です。
そのキャプションには

>3月3日、失敗に終わったオーストラリア空軍による雷撃が終わると、船団の上空6,000mに、高高度水平爆撃を行うB-17が現れた。
>当日、数多くの零戦が上空哨戒を行っていたが、雲が多かったため、「瑞鳳」の岩井勉上飛曹は、写真のようにB-17が船団を狙って投下した爆弾の水柱で空襲を知った。

とあります。