従来の9mmだ命中させても不十分なケースも稀にあったから、その辺も威力的な余裕を執って40だった訳だけど、
JHPの性能が上って9mm据え置きのまま、従来の40の威力に追いついた。

だけれど、同じイノベーションのJHPを使えば、40も銃撃効果が上澄みされるって事でもあるんだよね。
それは45でも同じで、弾頭の笠が開いて抵抗が増えても+Pを使えば浸透も同等で威力は倍化される訳なんだよね。
まあ、その分反動も上って(弱マグナム的、10mm並)装弾数は減るんだけれども。

昔、S&Wには.356TSWって+P弾があったんだけれど、射撃競技界の45信奉(?)の政治的な理由で普及させられなかったから40SWが出てきた。
そういう背景を鑑みると、浸透した9mm弾頭の拡張コントロール技術の向上は、ちょっと皮肉だよね。