【防衛大臣記者会見 日時 平成30年10月12日(11:17〜11:37) 】
http://www.mod.go.jp/j/press/kisha/2018/10/12a.html

Q:新型の早期警戒機E−2Dの取得について伺います。
今朝、報道で追加で9機3000億円超の取得の方針であるという報道がありましたけれども、現在の検討状況を教えてください。

A:E−2Dの調達に関しては、現行のE−2Cが今後10年程度の間に退役・減勢していくことが予想されておりまして、
厳しい安全保障環境を踏まえますと、これを能力の高いE−2Dに切り替えていくということが不可欠だと思っております。
平成27年度以降、今年度までにE−2D4機を取得するための経費を計上してきたことから、防衛省としては、残る9機を整備したいと現時点で考えておりまして、
御承知のとおり平成31年度概算要求において、防衛省として2機の取得経費と7機の部品取得のための経費の計上をしております。
いずれにしても、今後の警戒監視体制の在り方につきましては、
現有のE−2Cの取扱いや今後のE−2Dの取得数も含めて、年末に予定される防衛大綱、あるいは次期中期防の策定において検討することとしておりまして、
現時点でE−2Dの9機の調達を政府として決定する段階にはまだありません。