>>66
大鳳は翔鶴級を装甲空母化した発展形であるのは確かだが装甲空母としては未完成
飛行甲板の装甲範囲は全部でなく前方と後方とに未装甲の区域があったし
装甲化してトップヘビーとなったために飛行甲板の高さ(海面からの)を下げねばならず
結果として格納庫の天上高が低くなって格納庫への予備機収容が苦しくなった
(それだけでなく翔鶴級よりも搭載機数も減ったはず)

エンクローズドバウや環境構造物と一体化した斜め煙突(これは飛鷹・隼鷹でも採用された)など
大鳳で初めて実現された優れた試みも少なくないので大鳳を基に更に近代的な空母へ発展させる将来性は大いにあったのは認めるが、
あの時点で即座に実戦で使う空母としての大鳳の完成度は高かったとは言えないので、
>>64では大鳳は含めずに「翔鶴・瑞鶴」と書いた