昨日のSRB-3の記者会見見たが、日本の宇宙開発報道史上、最高の記者会見だった。
H-IIAF2の記者会見でリレーって何ですか?を聞いて絶望した15年前の自分に伝えてあげたい。
15年後には日本の宇宙開発の記者会見はマイナーなものも含めて生で見れて、メジャーな会見では
10年以上科学部の記者やってる大手の記者と名の知れたフリーのジャーナリストがまともな質問を
乱発し、マイナーな記者会見だと宇宙好きのフリーのジャーナリスト無双になる。
改めて、記者クラブ外のメンバーでも記者会見に参加できる仕組みを当時のNASDAに認めさせた
SACJの諸氏の先見の明は、すごいとしか言いようがない。
あの当時、SACJの活動は理屈の上では理解できても、正直「そんな理想論唱えてもさ」と斜めに
構えていたが、その理想論を唱え続けた結果が花開いているのを見ると、スマンカッタ以外の表現を
思いつかない。
ありがちなパターンで、SACJがフリーランスの中で既得権益化することもなく、ちゃんといくつ
もの団体が参加できるようになってるのは、当たり前だがすごく重要。小さいカルト的な社会だと
そういうのもありがちな中でちゃんと理想論通りにやってくれているのは本当にうれしい。

#まぁ身もふたもないこと言うと、NASAでは当たり前のシステムを JAXAでもやってるだけ
なのだが、「当たり前」のことが実行されないことが世の中多すぎるので、実行されているとき
には大いにそれを称えましょう。