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18世紀終盤〜20世紀初頭までの歩兵戦闘の変化って以下の認識でいいのかね?
フランス革命前
連隊〜それ以上の単位での巨大な戦列歩兵の横隊を組む
横隊が発揮できる火力で戦闘を決する
フランス革命・ナポレオン戦争
大隊単位で歩兵部隊を運用することが多くなる(ワーテルローの師団縦隊のように例外あり)
戦列歩兵大隊を支援する選抜歩兵や大隊そのものが散兵となれる軽歩兵大隊が編成され軍の編成に大々的に散兵が取り入れられる
横隊による歩兵火力よりも縦隊や混合隊形による突撃と白兵戦で敵戦列を崩すことを重視する??
1860年代くらいまで?
ナポレオン戦争時代に確立した戦術を武器の進歩に合わせてアップデート
1870年代〜日露戦争
ライフルの普及により敵の戦列に突撃することが不可能になった為、
白兵戦ではなく散兵+戦列歩兵による遠距離(一マイル以上)への火力投射で戦闘を決する(旧軍の用語でいうと火戦主義)
ボーア戦争
ボーア人ゲリラに手を焼いたイギリス軍によってすべての兵士を散兵とするボーア戦術が生み出される
日露戦争後
機関銃の普及や火砲の進歩に対応するためボーア戦術が各国で普及しはじめる
全歩兵の散兵化により歩兵の火力と射程が大幅に劣化し、更に塹壕等の野戦築城には火戦は全く通用しないことから
再び白兵戦を重視する白兵主義に傾きはじめる