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Garde Nationale(国民衛兵)は民兵に相当します
当初(1870年9月)は 21ー40才の正規軍にも Garde Mobile にも所属していない独身男性や子供のいない男やもめからの志願者により編成
後(1870年12月)には家庭の事情は考慮せず、対象を広げました

1個大隊は6ー10個中隊編制
1個 legion(連隊に相当)は 3個大隊編制
(パリ等、地名を冠した部隊は独自の編制を取る事も有りました)

Garde Nationale Mobilisee(移動国民衛兵)
正規軍の穴埋めの為に前線に移動した Garde Mobile の穴を埋める為に創設
Garde Mobile と同じ様に正規の野戦軍と転戦する事も考慮されていました
その為、背嚢を始めとした行軍や野営の為の装備や被服が支給されていました

Garde Nationale Sedentaire(定住国民衛兵)
編成された土地(兵士の定住地)から移動せず、その土地を守る事を任務としていました
こちらが本来の Garde Nationale の本分と言えます
定住地から動かない為、背嚢を始めとした行軍や野営の為の装備や被服は基本的には支給されませんでした
兵士の基準は甘く、対象年齢内でも高齢な者、軍を退役した者が多く含まれていました

Garde Nationale にも砲兵、騎兵、工兵が存在しました