何も考えていないネトウヨの方々は楽でいいですね。

自分になんの見返りもないのに、ただただ統計学と権威性にひれ伏して首相崇拝をする。
たしかに民進党に与党の適性は全くない。しかし、連日の報道からして、現在の首相に適性がないことも明らかでしょう。
本当に国や自民党の将来を考えているのであれば、ふさわしくないトップはいち早く下ろし、いち早く次の政権に移行し、いち早く国をよりよくしていただきたいと考えませんか。
別に安倍さんが辞めたところで自民党から民進党に政権が交代するわけではないんですよ。再び自民党の中から、適性を持った方が首相に選ばれるのです。

ネトウヨと揶揄される方々は、揶揄される理由を自分たちで分析する必要があります。
簡単に説明すると、ネトウヨの方々は、民進党をはじめとした野党を抽象的に批判することしかできておらず、その批判からは知性のかけらも感じられないし文章に全く中身がないのです。
そういう中身のない文章を書く方たちは、決して右翼でもないし左翼でもない、まともに政治と向き合っているわけでもありません。
ただ何も考えずに多数派の空気に流され同調しているだけで、「自分は政治と向き合っている、確固たる信念を持ち合わせている」と錯覚し、退屈な日常の中に生きがいを感じようとしているのです。

加えて言うと、ネトウヨの方々は、政治に関する記事や動画等を見ても、「与党は善で野党は悪」という単純な区別を前提として情報価値を判断することしかできないのです。
その結果、ネトウヨの方々の中では、「与党が悪」になることも「野党が善」になることもなくなり、「与党は善で野党は悪」という猿でもわかる単純で凝り固まった情報しか取り入れなくなるのです。

その本質は、目や耳から絶えず入ってくる有益な情報を、なんら自分の頭で考えることなどせず、ただただ権威性を持った人間にすがり付き、時の権力者の言うことを清濁併せ呑んで全て真実と信じてやまない、まさに“思考停止状態”にあるのです。