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インドは中国と対峙するカシミール州ラダック地域(標高2500m以上)においてT-90S(約45トン)を運用していたが
中国が山岳地域向けの15式軽戦車(約33トン)を投入してきた為、インド陸軍は高地での機動ギャップに直面した。
そこで急遽、2021年5月から軽戦車の調達計画に関するRFI(情報提供依頼書)を正式に発行した。

これに応じた韓国のハンファディフェンス社はK21歩兵戦闘車の車体に105mm砲を搭載した「K21-105軽戦車」を提案。
ハンファ社によると搭載される105mmライフル砲は42度以上の仰角が可能で山岳地帯での山越え射撃に有利とのこと。
ただしインドはロシアの「2S25 スプルートSD」にも注目しており(T-90Sと同じ砲弾を使用できるので兵站面では有利)
また既にインド陸軍が採用しているK9バジラ(韓国のK9のライセンス生産)の車体を流用した軽戦車の開発計画も検討され
ており最終的に何が選ばれるかは流動的になっている(調達規模は350輌)