ワシントン、対北ビラ禁止法を批判…「韓国の左派は最も権威主義的」(朝鮮日報)
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韓国で2日、北朝鮮に向けたビラ散布を禁止する法案が与党「共に民主党」の主導によって
国会外交統一委員会で可決される中、米国の政界・民間では、表現の自由と民主主義の弱体化を
懸念する声が相次いでいる。「北朝鮮の要求に順応し、人権問題に対する議論を中断させる振る舞いだ」
との指摘も出ている。

ロベルタ・コーエン元米国務副次官補は
「文在寅(ムン・ジェイン)政権は、韓国の力が民主主義制度と人権尊重にあるということを忘れたのか」
「北朝鮮の要求と脅威に降伏(capitulation)するものであり、このようなバランスは受け入れがたい」
「唯一の勝者は北朝鮮だろう」

米民間団体「北朝鮮自由連合」のスーザン・ショルティ代表は
「北朝鮮政権と金与正(キム・ヨジョン)朝鮮労働党第1副部長のための動きにみえる」
「韓国の与党国会議員らが独裁者の妹に従って行動を決定したものであり、今回の事態は非常に衝撃的」

米ヘリテージ財団のブルース・クリングナー上級研究員は、
「左派の権威主義(progressive authoritarianism)」と皮肉った。

対北制裁の専門家であるジョシュア・スタントン弁護士も
「韓国の左派は、私が見た中で最も権威主義的な『民主主義』活動家」と指摘した。

ヘリテージ財団のオリビア・イノス研究員は
「北朝鮮へ情報を流すための試みが中断されただけでなく、韓国の官僚たちによって
処罰まで受けるという恐ろしいニュース」と述べた。

タフツ大学フレッチャースクールのイ・ソンユン教授は
「金与正氏が法を要求したのが6月4日(韓国に向けた談話)だったが、
こんなに長く掛かったのだから気持ちがおだやかではないだろう」と述べた。