>>51
推測だけど空母(に特化した艦艇)は持たないと思うよ。
利用用途があまりに特化しすぎていて、仮に国防費を激増させても日本の台所ではとても維持できないでしょう。
多用途だけどキャパは大きいという艦艇を増やして、毎年の予算でしこしこウワモノを増やしていくかと。
いずもの件は実はたいしたことじゃなくて、航空作戦能力の小規模な拡張でしかないよ。
ウワモノのF-35BだってそもそもA型からの変更という点では調達の問題だし、むしろパイロットの育成と
CAP任務の海空の分掌、空自の飛行隊編成が一番の大きな問題かと。
おおすみからひゅうがになった時の方がよっぽど機能的には汎用性、向上が高くなってる。
(なお、従来いずもひゅうがの持っている対潜能力は、MQ-8の無人機編隊を有人のSHが率いる形で維持すると予想する。
無人機は小型の護衛艦でも運用可能。有人SHと合流させればいい。)

次期輸送艦を考えたときに、防衛相が視察したのがワスプ級ということは、ウェルドック式29500トン型輸送艦といったところかと推測するけどどうかな。
しかしそう簡単に今後増勢できないことを考えると、先行投資でアメリカ級に匹敵する39500トン型ぐらいまでいくかも。
少なくとも今後30年は使うことになるから、大綱が3度変わるうちに航空隊が4個ぐらい増えることは十分あり得るわけで、
その時に1個飛行隊が載せられるだけの航空作戦能力のキャパは今のうちにとっておきたいところ。
国家安全保障戦略としては中国海軍の太平洋進出は時間の問題だと思う。
その抑止力を維持するためには浅海域における対潜能力の向上、対艦ミサイルネットワークや
空中給油機だけではなく、海上での制空プレゼンス、沖縄への人民軍の正規着上陸に対する再上陸、奪回能力の保持だと考える。