Bf109は主翼主桁がラジエターのすぐ前方とかなり後ろに付いており、
しかも主桁の前に主脚車輪格納庫を置いたため、主桁が前記のラジエターと挟まれてしまい、
箱型形状にできる部分が内翼部で途切れてしまい、翼はねじりやすくなっていた

同じハの字主脚を採用しているスピットファイアはエンジンマウントではなく、翼側に取り付けていた事、
そしてV型でプロペラ軸がエンジンの比較的上にあったため、主脚を短くできる利点があった

数は必要だけど、着陸事故破損機が増えるのはよくなく、また主桁位置の変更は胴体構造も変更する大掛かりなものとなる
そして小さいままの胴体に出力がだんだんと増加するエンジンを取り付けたため、エンジントルクを抑えられなくなり、これも事故原因の一つになったことから、
Bf(Me)109はBf109Fで生産終了させ、全てFw190へ切り替えたほうがよかった