>>71
いや、そのE-767/E-2/KC-767といったのを運用する陸上基地が中共の先制攻撃で叩かれて使えなくなるからってのがF-35B厨の主張だよね
戦闘機の基地は先制攻撃で叩かれて中共による侵攻を迎撃すべき戦闘機は離陸できないが早期警戒機の基地は叩かれないで上がれるなんてのは支離滅裂で
自己矛盾しているわけだから

既に早期警戒機が上がってたとしても空中給油機を上がれないようにしてしまえば数時間のうちに燃料切れで陸上基地か生き残った民間空港に着陸・帰投せねばならない
その状態を見越して航空基地の復旧工事を妨害する第2波攻撃をされれば、日本の空、少なくとも中共が侵攻しようとしているエリアの空は完全に早期警戒能力を喪失した状態になる

早期警戒網の維持こそが我が国の国防において最重要だという>>69さんの主張(私も同感)を日本の防空戦力整備の基本要件として考えると、
莫大な費用は必要だが自前でE-2C/Dを運用できるCATOBAR空母ならば日本は持つに値するのだよ、但し、言うまでもないがその予算のための犠牲も大きいので
全ては他の犠牲になる装備(あるいは社会保障費のような防衛費増大で犠牲にする国民向け予算)とのトレードオフなので直ちに結論は出せないが

CATOBAR空母ならば大搭載量で足も長いCTOL艦載機を多数(例えば陸上基地1つ分の戦闘機数)を運用でき常時CAPさせて自衛できるだけでなく、
早期警戒機も常時(少なくとも緊張の続く一定期間なら)滞空させて、陸上基地からのAWACS/AEWの補完もできるし、陸上基地が全面的に沈黙させられても
最重点エリアに対して最小限の早期警戒能力を維持できるからだ

それに対してSTOVL空母は搭載できる戦闘機数も少なくて常時CAPなど論外だし、搭載量(特にVLによるお持ち帰り可な兵装量の制約が極めて大)はずっと小さく。足も短く、
何よりも早期警戒能力は欠落しているか高度が極めて低く従って警戒距離も短いしレーダーの分解能や対ECM能力にも大きく劣るヘリAEWしか運用できない

これではCATOBAR空母よりは安いが、結局は陸上航空戦力のカバー外では何もできないし、全陸上基地が沈黙し陸上AWACS/AEWが全て地上にある時には
中共が侵攻しようとしているエリアに対する早期警戒も実際上は不可能で、本当に最悪の事態(全陸上航空基地の沈黙)が起こった際には何ら役に立たない