>>635を始めとして拙の>>632にレスして下さった皆様

>>635さん
> >みちびきの信号を強制的にOFFにする権限
>
> 「みちびき」は公式には交通機関や国民の利便性を向上させる為のもので「軍事的」な用途ではないから
> 当然「有事の際?みちびきは軍事衛星ではありませんから有事は関係ありませんよ」というのが公式回答なんじゃないの?
>
> 当然、政府や防衛省では有事の際どうするかの手順は決まっているだろうが
> 偵察衛星を資源調査衛星とか言って実態を隠ぺいしている国で、そんな(あるとすれば)

いえ、これは質問の形をとった問題提起なのです。その答えが最初の段落の内容であろうことは拙も思っておりました。
問題は次の点です。

実際に日本にミサイルが着弾して国民の目にも我が国が戦争状態に突入したことが明らかになれば
みちびきの高精度測位信号を停止し、盲人の方々へのサービスが突然停止されて彼らが大変な不便を被ることになっても
国民的非難が高まる心配はないと思います。

問題は、実際には我が国へのミサイル発射の可能性が高まっているが、偵察能力や情報取得を秘匿するために
その可能性の高まりを国民に向けて発表できない場合です。つまり、国民の目からは平時の状態にもかかわらず
予防的にみちびきの信号を止め盲人へのサービス(ひとたびみちびきによるセンチ単位の測位によって盲人が
自律的に移動可能なサービスを提供すれば、このサービスは彼ら盲人にとっては死活的に近いものとなるでしょう)を
予告なしに停止することが社会的に可能か?という点です。

私が恐れているのは、危機感が国民に共有されていない時点でそのような予告なしのサービス停止(の原因となる
みちびきの信号停止)は(「人道」や「弱者保護」を標榜する反日マスコミの煽りも手伝って)国民から大変な不興を買い
時の政権が転覆しかねないという危険性です。

みちびきに関して何故こういう危険性が存在するかと言えば、みちびきが建前上は軍用でなく民間用として
国民に説明されているからです。米国のGPS同様、みちびきは安全保障用として運用することと
危機の際には予告なく信号停止する場合があると速やかに国民に公告する必要があると個人的には思っています。