WW1が終わり経済成長に拍車をかけた大正時代になると
大阪では重商主義が極まり親方日の丸産業には優秀な人たちが入らなくなった
第八連隊はその影響のあおりで大阪が地元の士官が少なくなってしまった
大阪の出身者ではない士官が連隊の中枢をささえるわけだが、
そういった大阪圏外からきた士官たちでは大阪出身、近畿農家の兵卒の精神的な面含む管理がおろそかになった

そうなってくると町中で暴れる不良軍人が目立ち、加えて商人や芸人たちによる反軍アピールで一気に弱小連隊のイメージがついてしまった

しかしそれも戦争の時代に入ると、商人たちも軍を見下すことはできず、また軍事志向の強い高級士官も増えてきて精強な軍組織が出来上がった