南雲忠一中将を再評価するスレ(己)
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南雲長官はもっと評価されるべき(34代目) 前スレ [33代]南雲忠一中将を再評価するスレ(不) http://mevius.2ch.net/test/read.cgi/army/1500723627/ (>>119 〜 暗号情報を信用するかの章、>>494 PBY温存方針の章 過去スレとテンプレはまとめwikiを参照されたし admiralnagumo@ウィキ http://www10.atwiki.jp/admiralnagumo 戦史検証が中心になるので、雑談は支隊スレへどうぞ 【飛越し着艦】本日の南雲部隊司令部 1AF【離着艦】 http://toro.2ch.net/test/read.cgi/army/1384660511/ 勝っても負けても、戦果が重要だから 犠牲をいとわずに戦果を挙げることが最重要課題なんだね 作戦の成否、戦局への影響なんてものはどうでもいいのよ >>135 どこを縦読み? >>136 ありがとうございます。 呼出符号傍受問題は、新資料の発見が待たれますね。 個人的には、米空母の呼出符号を傍受することは 珍しくなく、通常の手順に従って処理された。 ミッドウェーの敗戦後に、それを思い出して一部の人が とりあげて騒いでいる、のではないかと。 >>137 またまたそんな極論に走る〜 >>134 の続き スプルーアンス少将が、わざわざ先発したSBD隊を 上空旋回させて待機させたのも、麾下の攻撃隊の 洋上航法に不安があり、 通常の分散進撃では、兵力の逐次投入になる おそれが大であるため、航続距離を犠牲にしてでも、 出来るだけ、ひとつの集団にまとまって、艇に向かわせよう と思ったからなのかもしれません。 >>139 の続き 結局は、利根機に発見されて、分散進撃となり、 ”いつもの結果”になるところを、奇跡が起きて 大勝利となったわけですが、 それをスプルーアンスの英断と片づけるのは、 少し短絡的ではないかと思います。 先に出したはずの艦爆隊が、一番最後に戦場に到着しているのに、 「狙い通り」なんて言えないでしょう。 >>140 の続き 米空母の攻撃隊は、日本側と比較すると、 見劣りすることは否めませんが、 珊瑚海でヨークタウンやレキシントンの雷撃隊が 遠距離から魚雷を投下して、さっさと反転し、 被害が皆無だったことを思うと、 ミッドウェーの彼らは、壊滅に等しい損害を出しながらも、 突入をやめなかった、その敢闘精神には 敬意を表するものであります。 >>141 >>139 こういう点は珊瑚海での実戦経験が戦訓として取り入れられているのでは? 航法や攻撃の技量不足はすぐに解決できる問題ではないので 分散進撃を避けてなるべく大編隊での攻撃を選んだ、近づいて魚雷を落とそうとした、は正解だろ。 泥縄な対応と言われたらそれまでだけど 何が問題なのかよく分かってるやん。 >>142-143 ですね。それはそのまま日本側にもあてはまるかと。 >>141 の続き もうひとつ、ヨークタウン攻撃隊の成功理由として、 >「雷撃隊の航法担当に、風落の修正方法を教えたこと」(>>93 ) 風落とは、風落ちのことではありませぬw >>145 の続き 地形の特徴によって、現在地を知ることが出来る 陸上での飛行とは異なり、目印の無い洋上航法の基本は、 推測航法になります。 出発点から、コンパスによって針路を把握し、 速度計により移動速度を知る。 これらを組み合わせて、何分後に自機の位置が どこに移動したかを、海図上に記入していく。 空母搭乗員には、必須の伎倆ですね。 >>146 の続き ただし、これだけでは不十分で、 風の影響を考慮に入れなければなりません。 例えば、強い横風を受ける状況では、コンパス通りに 真っ直ぐ飛行しているつもりでも、機体は風下側に 流されてしまう。 これが風落で、洋上航法では、この風落分を修正しなければ 機位を失う結果になるでしょう。 >>147 の続き この風落を修正するには、自機が受けている 横風の強さと風向を知る必要があります。 これを偏流測定と言います。 >>148 の続き 地上での手段としては、高速道路の脇にある 吹き流しがありますね。 四輪ならそれほどでも無いですが、 二輪車の場合、風の強さは極めて影響が大きいので 重要な情報になります。 個人的には、パトレイバーを思い出しますが・・・ あれは、斜め45度で、秒速5メートル、 真横で秒速10メートルくらいだそうです。 >>149 の続き では、空中ではどうやって偏流を知るのか。 搭乗員の戦記を読むと、海面の白い波頭を見て、 風向きを知る場面が出てきますね。 それ以外には、銀紙片や発煙筒を落して 測定する方法もあるようです。 >>150 の続き 大戦機のプラモデルを作ったことのある人なら おなじみですが、艦攻や艦爆の水平尾翼に 放射状の縞模様が描かれているデカールが 付いてきますよね。 あれが偏流測定線で、 後席の搭乗員が、銀紙片をばらまいて、 その飛んでいった方向で偏流を測定します。 明日は、上京するのでお休みします。 今回の目的地は、東京スカイツリー 展望台の高さは、ちょうど索敵機の飛行高度と 同じくらいなので、 どんな眺めになるのかを見てきます。 30浬先の長さ200メートルくらいの建物ってあるかなぁ・・・? それではノシ ただいま戻りました。 東京スカイツリーは浅草の近くにありますが、 その南南西方向に向かって、 10浬(約18キロ)に羽田空港があり、 飛行機が発着しているのが肉眼でも見えました。 その奥、18浬(約33キロ)には横浜市 ランドマークタワーが見えます。 >>153 の続き さらに奥、27浬(約50キロ)には横須賀市 そこにある記念艦三笠が見えれば良かったのですが、 さすがに無理でしたね。 陸上と洋上では視界も異なるし、専門に訓練を積んでいるのだから、 比較はできませんが、30浬先の船を見分けるなんて、 とても出来ねーよ、というのが正直な感想。 >>154 の続き もうひとつ、高さ450メートルのところに、 天望回廊というのがあり、真下を見ることが出来るのですが、 車はもちろん、人が歩いているのも明確に区別できます。 長さ200メートル以上の飛行甲板を持つ大型空母なら ざっと交差点二つ分くらいで、視界いっぱいに広がります。 >>155 の続き 450メートルと言えば、艦爆が投弾する高度ですが、 素人ながら、「目をつぶっていても当たるんじゃないか?」 と思ったほどです。 修学旅行で見た東京タワーと似たようなもんだろ と思っていましたが、意外に楽しめましたよ。 皆さんも機会があれば、いかが。 >>150 の続き とはいえ、洋上を飛行する以上、 偏流を測定して、機位を修正していくのは 当たり前のことで、 「風落の修正方法を教えた」(>>93 ) と、わざわざ断りを入れるほどの内容ではありません。 >>157 の続き エンタープライズやホーネットの搭乗員たちも 当然ながら、実施していたことでしょう。 ヨークタウンだけに伝わる”秘伝の修正法”が あったのかもしれませんが・・・ >>158 の続き つまり、ヨークタウンの全攻撃隊が会敵に 成功した理由は、いわば 「当たり前のことを、当たり前にやった」 戦場においては、これが難しいのではありますが、 日本海軍では、問題にすらならない内容ですね。 >>159 の続き 米空母の航法伎倆がいかにお粗末であったかが 分かるでしょう。 どれだけ優秀な機体を与えられ、命中させる技に 熟練したとしても、敵を発見できなければ、 空しく帰投するだけですからねぇ >>160 の続き とはいえ、世界最強の攻撃隊を擁しながら、 その攻撃隊を発進できないまま、 被弾して艦もろともに海に沈むというのもまた、 お粗末な戦い方と言わねばなりません。 ミッドウェーの戦いというと、 とにかく南雲は無能で、 スプルーアンスは名将といった 単純な見方でしか語られないことが多い。 >>161 の続き 近代戦においては、どちらかが一方的に誤る ということは、まず考えにくい。 人口に膾炙されるとおり、 どちらも錯誤を重ね、その間違いが少なかった方が 勝利するのです。 >>162 の続き アメリカ側も多くの失策をおかしているのだから、 評価すべきところと、批評すべきところとは、 しっかりと切り分けるべきだと考えます。 南雲長官にしてみれば、 攻撃隊さえ発艦させれば、あとは茶でもすすっておれば 良かったのでしょうが、 フレッチャー少将の方は、その後も、 色々と心配事が絶えなかったのではないでしょうか。 ミッドは南雲長官じゃなくてもどんな指揮官でもどうしようもないよね。 アメリカ海軍は暗号解読を全面信用して詰将棋のような迎撃体制を敷いてるんだから。 まあその割には欠陥があるけどさ。特にカタリナ飛行艇は南雲部隊につきまとうべきだったろうに。 南雲忠一が気の毒だったのは、山本五十六崇拝の空気のために 山本の失敗まで南雲のせいにされたことでしょう。 真珠湾然り、ミッドウェー然り。 まあ両者共に故人となってる戦後の話なので、南雲大将が草葉の陰で どう思ってるかは解りませんが。 南雲長官は現場の指揮官としては真っ当な指揮してるよね。 真珠湾で再攻撃しなかったとか批判される筋合いないよね。 どうみても山本長官の問題。 現に大戦果の報告に参謀が再攻撃を命じようかってなった時に制止したのは山本長官。 被弾当時、中将の司令長官なのに赤城を操艦していたのは越権行為で問題。 他にやることがなくて暇だったんだろうけど。 >>167 それは被弾よりだいぶ前の時点じゃないの? 「敵らしきもの見ゆ」以降はそれどころじゃないと思うが。 敵空母に先制攻撃を仕掛ける艦爆隊が一番に航法が上手で無線も強力じゃないと困るのに 昭和17年当時は日本は無線機の性能、合衆国は搭乗員の能力が艦爆の航続性能に追いついていなかった感あり、これが作戦を制約している SBD隊の航法が万全なら一番先に少数のF4Fと一緒に出してずっと早く日本空母を撃破させることができた 日本側の第一次攻撃隊が、巡航速度の速い九九艦爆と零戦による編隊だったら 敵の哨戒機が我が艦隊を発見してから敵の攻撃隊が飛び立つ前にこれらの過半を在地撃破できたし、これは予想できていたことだろう 九九艦爆と零戦の巡航速度が新鋭の陸攻や飛行艇のそれと同じくらいだから 一般論として艦爆と艦戦による編隊なら敵の攻撃隊を在地撃破できる(先に迎撃の戦闘機が出るから退避が間に合わない)見込み大という判断は当然できていたはずだが 多分無線の通達確実距離が200海里しかないから、やろうと思えば進出距離をさらに50浬も詰める必要があり諦めたのかな 対空機銃により各1割程度の未帰還と被撃破がでるだろうことも痛いけど 艦攻隊が極端に戦闘機に弱いことを考えれば第一編制で出す強襲予定の攻撃隊として最も損害が少ないことも予想できるわけで やはり無線の関係で諦めたのではないかと愚考するまでです ミッドウェーでは日米ともに艦爆隊の高速と航続力を活用しきれていない すみません結局スレの流れから脱線してしまった… >>168 アメリカの空母艦載機による雷撃を受けているとき、赤城の魚雷回避の操艦をしていたのは 南雲司令長官。 艦橋にいた連中が「さすが水雷屋」と感心していたそうだから、被弾直前まで 南雲が操艦していたのは確か。 攻撃隊は単に出せばいいものではないので、指揮官の判断を云々する際には 指揮下の航空隊の実際の能力と、指揮官が下していた評価とをよく見ておく必要があるかと思います 例えばMI作戦において日本側は、母艦航空隊の技倆をかなり下に見ていましたから 本当の力を知っている我々とは違う尺度で攻撃隊の編制を決めていた可能性も考えなくては たとえば、雷撃が下手くそ(この評価の正当性は後知恵で言えば大いに間違いだろう)とか 艦爆隊の編隊での爆撃訓練が未了とか 前者の場合、雷爆同時攻撃が必要なので、戦史叢書が出した第一次攻撃隊の回答(艦攻と艦戦のみで行い、敵の施設を徹底破壊、在地撃破に頼らず無力化)は無理だし 後者の場合敵艦を撃沈出来るような貫通力を発揮する投下高度では爆撃できない(単機でも必中の高度である400メートルくらいからでないと当てられないので、艦爆で正規空母を撃沈できない。これは実際にそうだった) 海戦が始まる前にに下した評価や決断もまた重要だと思います >>167 「越権行為」って、たとえば艦長や航海長差し置いて通信長とかが操艦したら確かに越権行為だけど 艦長よりはるかに上官である司令長官が操艦しても「越権」とは言わないんじゃない? 艦の指揮権は確かに艦長の職掌だけど司令部はその艦長に命令する権限があるし しかも建制上南雲は第一航空「戦隊」の司令官だから当然艦長に対して命令できる。 つまり操艦を艦長から(一時的に)取り上げただけの話。 >>173 艦の運用に関しては、艦長が最高権限を負ってます。よって艦長の意向を無視したり、 階級で押さえ付けて操艦指示したら越権になる筈です。 戦隊司令官だろうと艦隊司令長官だろうと大元帥陛下だろうと同じ、それが建て前。 ただ、あの状況なら青木艦長にはことわり入れてるでしょうね、南雲長官の性格的にも。 だから越権にはならなかったんでしょう。 >>164 そんな貴官に つ仮想戦記の章 >>165 靖国に参って感じるしかありませんな。 >>166 まぁ真珠湾で再攻撃云々言う人は、 戦争のド素人かな。 >>167 全くw ヒマだったのでしょう >>168 ネタにマジ(ry >>169 お久しぶりです。 なぜ名将スプルーアンスは、そうしなかったんでしょうねぇ >SBD隊一番先に出して >>170 艦爆隊だけの編隊だったとしても、 それだけ早くレーダーに探知されるだけでは・・・ >>171 さすがにそれは・・・ >被弾直前まで南雲が操艦していたのは確か。 長官、張り切りすぎです。 >>172 ミッドウェーでの練度の記述はアレですが、 第一次攻撃隊に関しては、新任の友永隊長の試験も 兼ねていたかもしれません。 >>173 いえ、この場合は越権行為になるかと。 例えば、総統閣下が軍司令部を飛び越えて、 直接大隊に命令を出すようなもので、 上から下への場合も、越権行為は存在すると思います。 >>174 そうですね。 青木艦長にしても、南雲長官に言われたら 断れないですよねぇ >>163 の続き 詳細は、想像するしかありませんが、 ヨークタウンの攻撃隊は、機上無線を用いた 部隊間の連携がうまくいき、 また雷撃隊が担当した航法に、大きな誤差が なかったため、会敵に成功したと言えそうです。 [ミッドウェー海戦](6月5日0720頃)日本時間 ↑ VF−3(サッチ少佐) ▲ ←▽VT−3(マッセー少佐) 飛龍 ※ヨークタウン ↑ ▲ ←▽VB−3(レスリー少佐) 蒼龍 ※ヨークタウン ↑ ▲ 赤城 ↑ ▲ 加賀 ↑ マクラスキー少佐 △VS−6(ギャラハー大尉) ↑ △VB−6(ベスト大尉) ※エンタープライズ >>179 の続き 南雲機動部隊は、回避運動や、 友永隊収容後の変針北上のため、 米空母側の予想位置より、北側に所在した。 そのため、上図のようにヨークタウン攻撃隊にとっては、 正面ではなく、右前方に敵艦隊を発見した形になります。 、 >>27 元報道班員が書いた赤城本には赤城の乗員の話として「20cm砲を発砲すると爆風で 飛行甲板がめくれるため使えない」とありましたが実際のところどうだったのかな? >>31 マリアナ沖海戦でのスプルーアンスは小沢機動部隊が風下側に位置していたので 苦慮したとか? ユニークで個性的なパソコン一台でお金持ちになれるやり方 興味がある人はどうぞ グーグル検索⇒『金持ちになりたい 鎌野介メソッド』 R98OO >>176 当時の帝国海軍がレーダーについてどの程度の認識をしていたかはわかりませんが 敵の迎撃および攻撃の準備時間は、最長でも(レーダーよりも早く)敵の哨戒機が我が艦隊を発見してから、我が攻撃隊が空襲を開始する期間しかありませんので 敵の哨戒機と比べ我が攻撃隊の速度が(互いに黎明期に発進するとすると)同等以上なのは大事かと ミッドウェー島の方が東にあるので、敵の方が発進する時刻が早いことを割り引いても敵哨戒機の視程が30浬だとして 敵戦闘機20機程度が発進した頃に空襲を開始できると見積れるでしょう 仮想戦記的には、九九艦爆と零戦のみの攻撃隊なら、巡航160ノットですから、九七艦攻の巡航135ノットに合わせなくて良く、攻撃開始時刻が20分ほど繰り上がります この頃だと、敵雷撃機は基地上空で編隊を組んでる最中で、敵艦爆隊はまだ地上、戦闘機隊も攻撃隊(艦爆隊)の侵入高度に達していないです >>181 牧島貞一氏ですね。>赤城本 ”空母七不思議”の最後に紹介されています。 「第七は、これは赤城に限ってものだが、艦尾に 20センチの大砲が8門もついていることだ。 しかも、一度も発射したことがない。 これを撃つと、飛行甲板が壊れてしまう」 (『炎の海』)p109 レキシントンとかも、やばそうですね・・・ >>182 そういえば、 「金持ちになりたい」って検索したことがないですな。 どんな顔をしてキーボードを叩くのだろう >>183 レーダーについては、珊瑚海海戦の戦訓にも 出てきますね。 計算問題ではないので、相手がこちらの都合通りに 動いてくれるかは、慎重な検討が必要かと。 >>185 の続き ミッドウェーでは、 「前日に友軍輸送船団が発見されて攻撃を受けた」 「我が機動部隊は未だ発見されていない」 との情勢判断なので、 「敵基地機は、黎明に出撃している」と考えるべきで、 航続距離の短い単発機が残っている可能性はありますが、 20分ほどの違いで、 >敵艦爆隊はまだ地上・・・ こんなにうまくいきますかねぇ >>180 の続き 当時、日本空母の中で最も北に位置していたのは、 飛龍だったので、ヨークタウンの雷撃隊は、 これを目標に突入を開始します。 その上空には、サッチ少佐率いる戦闘機隊、 F4Fが6機、護衛に付いた。 米空母にとっては、奇跡とも言うべき 理想的な態勢が整ったわけですね。 >>187 の続き ところが、やはり多勢に無勢、 戦闘機隊は”サッチ・ウイーヴ”を駆使して 善戦したものの、 本来の任務であった雷撃隊の護衛は果たせず、 TBDは12機中10機が撃墜され、残りの2機も帰途、 燃料切れで不時着喪失。 対する飛龍は、投下された魚雷を すべて回避に成功した。 >>188 の続き 通常、ミッドウェー戦記では、 、 このヨークタウン雷撃隊の犠牲により、 零戦隊が低空に引き付けられ、 直後のSBD奇襲成功につながった・・・ と語られますが、 もうひとつ、重要な視点があります。 >>186 敵艦隊発見または敵編隊の探知から攻撃隊発進または空中退避までの猶予が40分か60分かでは 決定的に違います 基地からの発進は時間がかかりますし 攻撃最優先にせよ攻撃隊の空中集合時を敵の制空隊になられないよう先に戦闘機隊を上げる必要があります 史実において前日から防空と敵艦隊への攻撃準備が万端だったし 日本側の偵察機とすれ違うという幸運をものにした飛行艇からすぐに情報をもらえたイースタン島の航空隊ですら 全ての雷撃機と爆撃機が発進を終えたのは第一次攻撃隊の空襲開始の直前でした これより早く作業を完了する条件はないでしょう >>190 続き 一航艦司令部が想定すべき事態と実際の戦闘の経過を両方書いてるのでわかりにくいかもしれませんが 史実におけるイースタン島の航空隊の反応こそ 空襲を計画する段階で一航艦が想定すべき最悪事態と概ね重なっています 唯一の違いは、帝国海軍なら二座水偵による防空戦闘を考慮するだろうから、制空隊の機数の所要が変動するくらいです なのでこれに対してどう空襲できたかは仮想戦記式に考えた方がおそらくわかりやすいでしょう >>191 まさにその通りですよ。 >一航艦司令部が想定すべき事態と実際の戦闘の経過を両方書いてるのでわかりにくい 貴官の主張は、史実の経過から都合の良いところを 抜き出して付加しているだけで、 ちょうど、三空母被弾という史実から逆算して、 「被弾しないためには、こうすればいい」と提案するようなもので、 極めて限定された状況でしか、成立しない極論に過ぎません。 >>192 の続き 貴官が仰るとおり、 >巡航速度の速い九九艦爆と零戦による編隊(>>170 ) で、先制空襲を企図することは、大いに魅力的な案ですが、 そこから無条件に、 >敵の攻撃隊が飛び立つ前にこれらの過半を在地撃破できた とするところに、論理の飛躍があるかと。 なぜなら「在地撃破できる」根拠が、史実の経過なんだから。 一航艦の作戦指導を批評する材料としては、反則では? 例えば真珠湾やセイロンでも、あるいは 米空母側の島嶼攻撃においても、同じ主張なのでしょうか。 >>193 の続き 更に言えば、 >敵艦隊発見または敵編隊の探知から攻撃隊発進または空中退避 >までの猶予が40分か60分かでは決定的に違います(>>190 ) これは対空母戦闘においても、当然適用されるでしょう。 奇襲にすべてを賭けていた米空母にとっては、 巡航速度の速いSBD単独での先制空襲を狙うべきで、 足の遅いTBDと合同させようとしたスプルーアンスや フレッチャーは、同様に批判の対象となるんですかね。 >>189 の続き 戦闘機とは、その名の通り敵機と戦うための機体で、 戦闘機自身が、敵空母を攻撃することはありません。 まぁ、機銃掃射くらいは出来そうだけど。 ヨークタウン戦闘機隊にとっては、護衛対象である 雷撃隊が全滅した今、さっさと避退すべきで、 実際のサッチ隊もそのように行動しています。 >>195 の続き しかも、その直後にSBDによる奇襲成功が起こったため、 零戦の追撃から、容易に逃れることができた。 その余裕を利用して、サッチ少佐は敵艦隊の 全貌を広く観察することが出来たと思われます。 すなわち、自隊が攻撃した空母1隻(飛龍)が健在で、 他の3隻の空母が炎上しているところから、これらを 戦闘不能に追い込むことが出来た、と。 >>193 在地撃破可能かどうかの判断は飛行場の規模によります ですから一航艦司令部がその可否を考えるうえで必要な情報を得ている必要がありますが イースタン島の飛行場に関しては、対空砲火から普段の戦闘哨戒飛行までわかっていたわけですからその対応能力も概ね知れていたでしょう 五分待機だとしても毎分1機程度が限界、とわかっていたはずなのです そして、史実の経過こそ、その想定すべき最悪事態と重なっているということです ハワイ空中攻撃やC作戦では飛行場の規模が違います だから前者では在地撃破失敗に備え第二次攻撃隊の全力を航空基地の攻撃に充てていたし 後者では規模により機種(コロンボの時は艦爆、トリンコマレーなら艦攻)を変え、格納庫や弾薬庫など施設を徹底破壊しています いずれも在地撃破を前提としてはいません 逆にMI作戦にて在地撃破を狙ったのにはそれなりの根拠があるのかなと最近では思ってます 史実の経過でも結構惜しいタイミングですし もしかしたら帝国海軍スタンダードの発進作業の速度なら 艦攻の巡航速度でも充分に行ける見積だったのかも知れないですし >>194 それについては、すでに書いた通り 艦爆による最速の先制攻撃をできなかったのは不思議な運用です 練度が達してないのに雷爆同時攻撃を狙ってそうしたなら、これは大きな失策でした あるいは、艦爆隊の航法に不安がありすぎて単独で先に出せるのが同じSBD隊でも偵爆隊しかなかったのかも知れません とにかく速度に物を言わせて空母を撃破する艦爆という機種の運用としてはうまく行ってないです それは平素の訓練も悪かったし、更に無謀な作戦のせいかも知れません 大戦後半に行われた合衆国海軍の高速艦隊による島嶼攻撃でも 第一波は戦闘機、ついで戦闘機と艦爆の連合を出し 初動では巡航速度の速さで奇襲性を確保しています 三機種の連合にこだわっていたら、迎撃と空中退避を許してしまい、高速艦隊側も大きな損害を出していたでしょう 艦爆は日米ともに敵空母の撃破のために整備され 先制攻撃および奇襲性の確保のため巡航速度が速く設定されてます すなわち哨戒に不利な艦隊に対して高高度から高速で侵入するので 発見から戦闘機の上昇、迎撃の猶予を与えないということが考えられ、降下の勢いで離脱も可能とされていました 帝国海軍の性能標準でもまず巡航速度が期待される方が最高速度の要求より早く (最高速度の要求は後に航空基地攻撃の際は奇襲が困難で敵戦闘機に対する優速または空戦能力が必要という支那事変の戦訓から与えられたもの) 合衆国海軍でも例えばSBDの巡航速度は同時期のF4Fよりずっと速いのです こうして見ると、艦爆の運用に関しては日米ともに戦前の常識から外れた新戦術を試したか あるいは艦爆隊の練度(合衆国側)または無線の性能(日本側)の制約からそうせざるを得なかったか 様々な仮説があり得るとは思いますが大事だと思います 攻撃隊の巡航速度も大事で 例えばF6Fの巡航速度がF4F並みだったなら 大戦後半の合衆国海軍の高速艦隊による島嶼攻撃は奇襲性を確保できず 失敗の連続になったでしょう >>199 に書いた通りこれらの空襲の成功は巡航速度の速さによるところが大きく 奇しくもそれは時速160浬で、零戦や九九艦爆と同じですね 尤も、レーダーが当たり前にある時期なので高速艦隊による空襲では低空からの侵入等も併用されているのですが 一つの目安にはなるでしょう 最悪事態を考えるなら、レーダーより味方艦隊の被発見から逆算すべきで、そうなると想定すべき空襲計画は似通ってきます 基地航空隊に対する母艦航空隊の戦力比も、MI作戦と合衆国海軍の高速艦隊による島嶼攻撃は似通ってますし >>196 このとき飛龍と他の空母がどれくらい離れていたかわかりますか? アメリカの攻撃方法より空母三隻から戦闘機を離した南雲の判断がまずかったのでは CAPが母艦のどのへんをとべっていうのも毎回南雲が指示だしてるの? 空襲の前日に発見されず、基地航空隊側が我が方と同じ要領で黎明索敵をするという条件下において 敵の哨戒機(我が新鋭の陸攻または飛行艇を基準に時速160浬、視程も我が方と同様に30浬と仮定)と同じ速度で進撃すれば 敵攻撃隊の在空、在地撃破が可能である公算大というのは 別に史実の経過から逆算して導いたわけではないのです 敵の攻撃隊が発進にかけられる時間は 時差や空襲部隊が攻撃隊の発進後も基地に向かう分発見が早まることを考慮するにせよ 長くても40分程度です 即ち我が攻撃隊が進出250浬を(実戦であることを考慮して)毎時160−10=150浬で進撃、発進から100分後に空襲を開始するのに対し 敵哨戒機は我が攻撃隊より10分程早く発進、収容のため基地に向かう我が艦隊(時速25浬とする)を(250+25/6−30)/(160+25)−10≒1時間後、我が攻撃隊の発進の62分後ごろに発見する この差が理論上のイースタン島の基地航空隊の最大の対応時間です つまり、敵哨戒機が真っ直ぐ空襲部隊に向かい、攻撃隊は準備万端で待機しているという最悪の事態でも 敵はそれより早く発進作業を始められないのです この約40分の間に敵がどの程度の機数を発進できるかを見積もれば、空襲部隊の脅威となる敵攻撃機または爆撃機の在地撃破または空中集合中の在空撃破の可否も見積もれるわけです 史実の経過を例示したのは、それが偶然にも想定すべき最悪事態と被っていてわかりやすいからにすぎません >>204 無論、先制攻撃のため巡航速度を重視する艦爆の開発に深く関与していた源田参謀がこの程度の計算をしていなかったはずはないのです ゆえに九九艦爆と零戦の組み合わせで敵攻撃隊の在空、在地撃破を狙うわけでもなく すでにトリンコマレー攻撃で効果が証明済みの九七艦攻と零戦の組み合わせで格納庫や弾薬庫を徹底破壊して反撃を封じる手法(因みに戦史叢書ではそうするべきだったと書いてある)でもなく 三機種連合とした理由こそが大事なところなのです しかも、戦後の源田&淵田コンビの回想や我々のイメージとは違い 一航艦司令部の認識では、指揮下の航空隊はろくに編隊爆撃の訓練もできてないのです 村田少佐、友永大尉という難しい三機種連合の攻撃隊の指揮ができる得難い人材がいたから計画できたことですが こうした難しいことを敢えてやるには相当な理由があったはずなのです 猶予40分でイースタン島の航空隊に何ができると見積もれたか 一航艦司令部には、事前の偵察により、イースタン島における普段の戦闘哨戒飛行は戦闘機3機(実際にもF2A3機で実施していた)とわかっていました これが作戦に支障なく(滑走路を攻撃隊の準備、発進が可能な状態にしておきながら)常時上空に展開できる戦闘機の数の上限なのです また、当時の帝国海軍においても、防空機は常時多数機を在空とするには無理があるので、少数の警戒機を飛ばした上で主力は緊急で発進するのが常識でした(海戦要務令 航空戦の部(案)) 一航艦が常に一個飛行隊規模の防空機を飛ばしていたのも、この主力が緊急発進すべきタイミングが連続する過酷な状況にあったからにすぎません ゆえに、これを上回る機数の迎撃、戦闘哨戒は敵艦隊発見またはレーダーによる偵知の後しかできないと考えるべき 五分待機で24機(24機プラス増援と予想されていた)の戦闘機を離陸させるのに最短で29分かかります 残りの10分で一個中隊規模の爆撃機または攻撃機が離陸したタイミングで制空隊が襲ってくるし、爆弾が降ってくることになります 第一次攻撃隊に艦攻を混ぜた理由、考えてみれば九九艦爆の無線の問題ではなかったです… ウェーク島空襲の時と違って、通信能力が高い(通達確実距離600浬)十三試艦爆があるから 十三試艦爆を誘導につけ、受信した攻撃隊指揮官機からの報告を反復させればいいだけだ 誘導機なので無線の故障対策のため複数必要、つまり手持ちの2機全部を使っちまうけど、こうすれば艦爆と零戦のみの攻撃隊でもいけたはず ということで無線云々は忘れてください(汗 赤城の艦攻隊が真珠湾攻撃時より1個中隊(9機)減らされていなかったら、 偵察ももう少し密にできたんじゃない? 艦攻で偵察に出たのは赤城と加賀から1機ずつだったのが、手持ち機数が9機多ければ 増やせたかも。 >>197 - つまり、ミッドウェーの段階においては、 日米ともに、巡航速度の速い艦爆を先行させるより、 雷爆合同の集中攻撃を重視していたということですね。 貴官の主張によれば、批判の対象となるわけだ。 ふむふむ >>199 - 続いて、後半戦において、 >三機種の連合にこだわっていたら、迎撃と空中退避を許してしまい、 >高速艦隊側も大きな損害を出していたでしょう 相変わらずの極論好きですなぁ 例えば、トラック空襲において、 スプルーアンスは、空母部隊を環礁から約100浬まで 接近させて、まず戦闘機隊を発進し、奇襲に成功しました。 仮に雷撃隊を同伴したとしても、到着時間の差は10分程度。 その差が、「母艦の大損害」につながるんでしょうか。 >>210 の続き トラックについては、日本側にも、 前日に索敵機が敵艦隊を発見しなかったために、 第三警戒配備まで、警戒レベルを下げていたことや、 二○四空や五○一空は訓練中で、機銃弾を搭載して いなかったことなど、 様々な要因が挙げられます。 もちろん、先陣の戦闘機隊で敵機を地上撃破する という戦法は、適切な空母運用だと思いますが、 貴官の話を聞いていると、巡航速度ですべてが決まる としか聞こえません。 もっと色々な角度から検討する視野の広さも必要かと。 >>201 ちなみに質問ですけど、 >例えばF6Fの巡航速度がF4F並みだったなら >失敗の連続になったでしょう 世傑によれば、それぞれの巡航速度は、 F4F−4(ミッドウェーから投入された折り畳み翼型)が249km/h(134ノット) F6Fー5(マリアナ沖海戦の主要機体)が270km/h(145ノット) ネットで検索すると出てくる、322km/h(173ノット)ですが、 世傑によると、XF6F−1のみ。 すなわち開発当初の試作機のみで、他の量産型はおおむね 270km/h前後となっています。 参考までに、出典を教えてくれませんか。 >>202 諸説ありますが、 『モリソン戦史』(第3巻)p278によると、約8浬となっています。 ざっと、15kmといったところですね。 歴史群像も同じくらいです。 >>203 いえ、零戦の機上無線は使えないので、 いったん発艦したら、あとは小隊長まかせ・・・たぶん >>204 - 本職も全く同意ですね。 >こうした難しいことを敢えてやるには相当な理由があったはずなのです 過去スレで何度が書いていますが、 「新任の友永大尉に、攻撃隊指揮官の経験を積ませるため」 と本職は考えています。 艦戦、艦爆、艦攻がきっちり36機ずつの108機というのも、 それまで内地で教官をしていた友永大尉が、 まずは”教科書通り”の攻撃法を身に着けられるように、 という我らが源田参謀の”心遣い”なのです。 >>214 の続き 仮に友永がしくじったとしても、第二次攻撃隊は 最強編制ですから、軽く片づけられるという計算ですね。 そもそもMI作戦は、第一撃のみで制圧するという作戦ではなく、 反復空襲により、島を無力化させるという計画なのですよ。 貴官の仰るとおり、戦史検証において、 「分かり切った○○をやらなかったのは無能」と思考停止するのではなく、 「それをしなかったのには、理由があったはずだ」と考察することが、 第一歩だと思います。 >>208 そうですね。 ミッドウェーでは、攻略後に進出予定の六空零戦を 分散搭載しているので、考慮が必要でしょう。 >>196 の続き 例えば、こんな感じだったかもしれません。 「米艦爆隊が攻撃を終了した0730頃(日本時間) ようやく、零戦との激闘から抜け出した第三戦闘機隊は、 母艦へ帰投しようとしていた。 サッチ少佐が、離脱前に日本艦隊の状況を確認しようと、 機首を向けると、そこには炎と爆炎を上げる3隻の空母の 姿があった」 (『歴史群像(55)日米空母決戦ミッドウェー』)p150 >>217 の続き 前スレでも書きましたが、 https://mevius.5ch.net/test/read.cgi/army/1500723627/789 >攻撃隊長には、攻撃隊の指揮ではなく、 >戦果報告という重要な任務が課せられていますしね。 >>218 の続き 米空母攻撃隊の飛行隊長を列記すると、 <ホーネット> 戦闘機隊(サミュエル・ミッチェル少佐)→会敵できず 艦爆隊(スタンホープ・リング中佐)→会敵できず 雷撃隊(ジョン・ウオルドロン少佐)→会敵するも未帰還 <エンタープライズ> 戦闘機隊(ジェームズ・グレイ大尉)→会敵?の後、離脱 艦爆隊(ウエイド・マクラスキー少佐)→会敵成功し帰投☆ 雷撃隊(ユージン・リンゼー少佐)→会敵するも未帰還 <ヨークタウン> 戦闘機隊(ジョン・サッチ少佐)→会敵成功、帰投☆ 艦爆隊(マックス・レスリー少佐)→会敵成功、帰投☆ 雷撃隊(ランス・マッセー少佐)→会敵するも未帰還 >>219 の続き 日本海軍のように、攻撃隊総指揮官を置かない アメリカ側にとっては、各飛行隊長に頼るしかありませんが、 ちゃんと会敵して、帰還したのは3人☆しか居ない。 しかも、フレッチャー少将にとってみれば、 自分が坐乗するヨークタウン所属のサッチ少佐が 戻って来たというのは大きいですね。 会社でも、たまにテレビ会議とかやりますけど、 やはり面と向かって話しないと、細かいニュアンスは 伝わらないですから。 >>208 たぶん、敵情等の入手・分析による1AF司令部の「状況判断」が変わらない限り、 艦攻の保有数はミッドウェー空襲時の索敵構成にあまり変化を与えないと思います。 >>221 の続き 理由として、 1.ハワイ作戦時より加賀は艦攻常用数27機のままです。 ですから、艦攻が極端に減少したというわけではありません。 以下は、現在調査中ですのであくまで参考に。 この減らされていない加賀の艦攻9機は 「攻撃も行うが偵察を主任務とする隊」 として残された模様。 赤城の艦攻常用数削減が4月1日付き、 つまり艦底修理のためインド洋作戦に参加せず内地帰投の加賀に、 この隊が割り振られたと思われます。 内地にて加賀整備中に偵察訓練を行っていた模様。 (詳細資料をご存じの方いますか?) なお、ミッドウェー海戦時の二番索敵線加賀機の吉野機長が 「自分がその隊の所属だった。」 と証言しています。 以上が事実であれば、 1AF司令部は索敵を含む偵察任務に優先充当可能な“加賀偵察隊”の艦攻9機を保有していたが、 ミッドウェー空襲時の索敵には、そのうち1機のみ使用した、ということです。 >>222 の続き 2.当時の1AF司令部の用兵思想として、 敵基地攻撃時の周辺海域索敵には水偵を主力として使用し、 空母艦載機は攻撃隊(第二次待機を含む)に大部を充てていた。 ただし、敵艦隊の存在を察知した場合は、索敵に艦攻を多数使用。 が挙げられます。 戦史叢書のミッドウェー海戦の巻を見ると、97艦攻の機体は余っていたそうだから、 もう、この時点で搭乗員の養成が間に合わなくなっていた訳でしょ? 艦攻が史実より9機多ければ、1AFの索敵計画の立て方にも影響したのでは? >>209 その通り 雷爆同時攻撃へのこだわりこそ 半数待機の機種構成を制約し 第一次攻撃隊を三機種の連合にして空襲の効果を不十分にし 日米ともに空母への攻撃の機会を逸したり 幸運に助けられなければ大惨事となる攻撃スケジュールとなった原因かと 珊瑚海海戦では、司令官レベルの話ではないですけど、飛行隊長でも雷撃機を待って瑞鶴を撃破し損ねたりしてます >>212 恥ずかしながら ノットとマイルの見間違いでした 実際の経過を比べるとF6F隊の進撃速度概ね時速120浬(時速カタログ値−10浬程度)であり、 異なる巡航速度を用いた形跡もありませんでした 雷撃隊を伴って、5分程度しか変わりませんが 少なくともトラック空襲においてはそれなりに状況が変わります 史実ですら稼働機の大半は離陸してましたし、戦闘機隊の集合と上昇を考えると5分は大きいです 制空隊を高位から、他の隊と離れているなど弱点を晒している隊を選んで攻撃できますから 母艦の大損害はともかく、高速艦隊としては許容できない損害(機体の損害を局限するよう、指導されていた)が生じた可能性はあります 退避した機体も5分あれば逃げれていたものが多いでしょう さらに、雷撃機は戦闘機と相性が悪いのでなるべく第一撃には出したくないものです (帝国海軍だと、これは支那事変から徹底していたもので、第一撃は戦闘機、艦爆、二座水偵で、のちに攻撃機隊が戦闘機の援護を受けて空襲をするのが勝ちパターン) >>215 本当に友永大尉に経験を積ませるためにやっていたとしたら それだけで一航艦は慢心しすぎで無能でしょう 実際には訓練不足、特に編隊行動の訓練が不足しているという認識であったのに(こういう点で源田&淵田コンビの著作や証言は信用できない) 指揮が難しい三機種連合を選ぶのはそんな理由ではないでしょう なんども書いてるように攻撃の成果は主力を艦爆または艦攻に統一した場合と比べ中途半端になるし しかも艦攻の速度に合わせるせいで艦爆隊は航続時間に甚だ余裕がなくなるのです 無駄なく命令を下さねば不時着機が相次ぐので、むしろ連合航空隊での実戦経験を買って友永大尉を抜擢したとしか思えませんね また、反復攻撃を企図するならば二次攻撃を行うかをなるべく早く決めたいはずです ますます指揮官には絶対の信用がないと困りますよ >>227 ×二次攻撃を行うか ○どの程度の規模で二次攻撃を行うか 敵空母に備えながらの空襲ですので 待機する対艦兵装の攻撃隊を設けるか、設けるならどの程度の規模にするか もちろん、高速艦隊の側としては帝国海軍の油断をあてにするわけにはいかないので >>206 の如き見積をする必要があります トラック環礁は飛行場だらけなので難儀したことでしょう 長官、>>1 のテンプレ拡充ご苦労様ですが、 米海軍作戦概容(Operation Plan No. 29-42)中の Both task forces each local forenoon approach point "Luck". (Lat.33°N, Long175°W) and exchange communications by plain if desired. 「両任務部隊は、現地時間正午に”幸運点”(北緯33度・西経175度)に 向かい合同すること。必要ならば平文通信可」 は、リンク先の原文(?)では 「by plane if desired.」 です。 つまり「平文」を意味する「plain」は誤りで、 『plane』飛行機=『航空連絡』 が正しいと思われますので要訂正かと。 (これ、長官が翻訳しているのですか?) >>221 - 支隊スレ、楽しみに読んでおります。 せっかく苦労して整備したテンプレを、誰も使ってくれないので、 淋しく思っていたところです。 本職の英語力は、甚だ不安ですが・・・ >>225 おお、珍しく意見が一致したようですな。 ただし、本職は間違っていたとは思いませんが・・・ >雷爆同時攻撃へのこだわりこそ 80番陸用爆弾の破壊力は抜群ですからね! >>226 宜候。それでは、この話は前提が間違っていた ということで、練り直す必要があるでしょう。 >>227 う〜む、確かに戦闘詳報には訓練不足が強調されていますが、 >実際には訓練不足、特に編隊行動の訓練が不足しているという認識 例えば、友永隊のどの行動が、「訓練不足」に該当するのか、 二、三の例を挙げてくれませんか。 個人的には、多分に「敗北の言い訳」が雑じっていると感じます。 >>233 の続き それと、「友永隊長に経験を積ませるため」説は、 本職のオリジナルではありません。 吉岡参謀の回想によれば、 「また第四編制(第一次攻撃隊の艦戦+艦爆+艦攻計108機)は、 新着任の友永大尉に、攻撃隊指揮官の経験を与えたいとの 源田参謀の要望があったからであると記憶する」 (『戦史叢書(43)ミッドウェー海戦』)p424 友永大尉は、洋上の経験が少ないだけで、 「絶対の信用を置ける」指揮官だと思いますけど? >>234 の続き もちろん、これはひとつの説なので、強要するつもりありませんが、 (大事なところなので、声を大にして言いますよ〜) 攻撃方法は、ひとつの視点から決まるのではなく、 様々な角度から、得失を比較検証して、総合的に判断されるもの、 です。 何度でも繰り返しますが、 >「分かり切った○○をやらなかったのは無能」と思考停止するのではなく、 >「それをしなかったのには、理由があったはずだ」と考察することが、 >第一歩だと思います。(>>215 ) 一度、「巡航速度」から離れてみるのは、いかかですかな。 >>230 すみません、訂正しました。 幸運点で電波出してたら、アホですよねw ご指摘の通りで、 > exchange communications by plane 「航空機によって連絡を交換する」 すなわち、無線を使わなくても通信できるように、双方の艦載機で 飛行甲板に通信筒を投下して、やりとりするということでしょう。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
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