>>193
在地撃破可能かどうかの判断は飛行場の規模によります
ですから一航艦司令部がその可否を考えるうえで必要な情報を得ている必要がありますが
イースタン島の飛行場に関しては、対空砲火から普段の戦闘哨戒飛行までわかっていたわけですからその対応能力も概ね知れていたでしょう
五分待機だとしても毎分1機程度が限界、とわかっていたはずなのです
そして、史実の経過こそ、その想定すべき最悪事態と重なっているということです

ハワイ空中攻撃やC作戦では飛行場の規模が違います
だから前者では在地撃破失敗に備え第二次攻撃隊の全力を航空基地の攻撃に充てていたし
後者では規模により機種(コロンボの時は艦爆、トリンコマレーなら艦攻)を変え、格納庫や弾薬庫など施設を徹底破壊しています
いずれも在地撃破を前提としてはいません

逆にMI作戦にて在地撃破を狙ったのにはそれなりの根拠があるのかなと最近では思ってます
史実の経過でも結構惜しいタイミングですし
もしかしたら帝国海軍スタンダードの発進作業の速度なら
艦攻の巡航速度でも充分に行ける見積だったのかも知れないですし