南雲忠一中将を再評価するスレ(己)
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
南雲長官はもっと評価されるべき(34代目) 前スレ [33代]南雲忠一中将を再評価するスレ(不) http://mevius.2ch.net/test/read.cgi/army/1500723627/ (>>119 〜 暗号情報を信用するかの章、>>494 PBY温存方針の章 過去スレとテンプレはまとめwikiを参照されたし admiralnagumo@ウィキ http://www10.atwiki.jp/admiralnagumo 戦史検証が中心になるので、雑談は支隊スレへどうぞ 【飛越し着艦】本日の南雲部隊司令部 1AF【離着艦】 http://toro.2ch.net/test/read.cgi/army/1384660511/ >>569 の続き 更には空母飛行隊自身の未熟な航法により 空母ごとの3集団ではなく、飛行隊ごとの9集団と 分割され、雷撃隊は各個撃破された。 まともに攻撃成功したのは、ヨークタウンのSBD隊 (レスリー少佐)くらいなもので、 エンタープライズのマクラスキー少佐の機転がなければ、 後世の史家に酷評される結果になったのではないでしょうか。 >>569 ミッド攻撃後に敵艦隊が現れる想定なのに攻撃隊の半分を雷装待機させろの件でもそうだけど、 PBYが撃墜されるのが怖いからと敵艦隊発見したら離脱しろとの命令は現場指揮官の手足を縛るものだね。 >>570 そのマクラスキー隊も攻撃時の手違いで戦果が加賀だけだったら赤城と飛龍で反撃できるし 飛龍の位置確認に手間取り2度の反撃を許したんだから大変なことになってたよね。 しかも飛龍は残存機数が少ないから薄暮攻撃にしてるところを爆撃されてるんだから 使用機数が多ければ三度攻撃も可能だったってことだし。 >>571 そうですね。しかも問題なのは、PBYの使用方針を 空母指揮官に伝えてなかった(らしい)ことです。 >>572 飛龍に対する索敵についても、全く見当違いの方向に 飛ばしているので、一番端の機体が、復路で発見したという ぎりぎりの状況でした。 >>570 の続き 日本空母4隻をすべて、航空攻撃で沈めたのだから、 大勝利に間違いないのですが、そのために費やされた 味方の損害はあまりにも大きく、効率が悪い。 せっかく暗号解読で待ち伏せしていたのだから、 もう少しうまくやれなかったのか・・・というのが正直なところ。 >>574 の続き 機種別に分析してみると、 (1)戦闘機隊(F4F) 戦闘機の任務は母艦の防空と、攻撃隊の護衛ですが、 どちらも失敗している。 前者は、ヨークタウンに対する二度の攻撃(小林艦爆隊と 友永雷撃隊)を阻止できず、 せっかく3隻の空母を揃えたのに、TF16の二空母は さっさと離脱したため、ヨークタウンの防空を担当したのは、 自前の戦闘機隊のみ。 >>575 の続き 後の友永隊の来襲時には、遅ればせながら エンタープライズの機体も加わっているが、結局 ヨークタウンの被雷を防げなかった。 一方の攻撃隊護衛についても失敗で、そもそも 護衛対象の友軍飛行隊を見失っているので、 話にならないですね。 >>576 の続き (2)急降下爆撃隊(SBD) 「ミッドウェーの奇跡」の立役者ですが、これまで 見てきた通り、ヨークタウンのレスリー隊を除けば、 薄氷を踏むが如く、綱渡りの勝利だったと言えます。 特にSBD隊は、意外に損失が大きく、 ホーネットは35機で出撃し、敵を発見できず、 燃料切れによる不時着で2機喪失。 >>577 の続き エンタープライズは33機中14機、 ヨークタウンは17機中2機を失っている。 モリソン氏は、「達成された大戦果に対して 決して過大な代償ではなかった」と評しています。 確かに戦闘である以上、犠牲は避けられないのですが、 彼らの大半は、戦闘そのものではなく、航法を誤ったことによる 燃料切れに起因するもの。 言わば、必要のない損失だったと言えるでしょう。 >>578 の続き (3)雷撃隊(TBD) ただし損耗率と言えば、雷撃隊を出さないわけないはいかない。 ホーネット隊:15機中全機 エンタープライズ隊:14機中10機 ヨークタウン隊:12機中全機 なんと41機中37機、実に損耗率9割超! 「過大な代償」以外の何ものでもないですよね。 >>579 の続き 確かにTBDデバステーターは、時代遅れの機体で いずれTBFアヴェンジャーと交代して、スクラップになる 運命だったかもしれませんが、 搭乗員たち、特にウオルドロン、リンゼー、マッセーという 飛行隊長をを始めとした熟練搭乗員をすべて失ったことは、 雷撃隊の再建を、大いに困難にさせたでしょう。 >>580 の続き 個人的には、 珊瑚海海戦において、雷撃隊の損失はわずか1機で、 その原因は、遠距離から魚雷を投下し、さっさと反転して 避退したためでしたが、 ミッドウェーでの彼らは、戦闘機の護衛を受けず、 かつ40機を上回るゼロファイターに囲まれながら、 及び腰の機体は1機もなく、いずれも”必中射点”に向かって、 全速で突進し、撃墜されたのです。 マクラスキー隊の「お膳立て」としか紹介されないことが多いですが、 本職は、勇敢なる彼らの戦いぶりに敬意を表したいと思います。 そんな米雷撃機も珊瑚海で祥鳳だけには多数の魚雷当ててるのはなんで? 別に米雷撃機を庇う訳じゃないが、空襲開始直後の魚雷命中で舵やられて祥鳳は回避できなくなってるからなあ 魚雷に限らず、爆弾多数(13発。ただし日本側報告)当てているのは祥鳳は航行能力失っているからでしょうよ >>582 それは爆撃隊と雷撃隊が無線で連絡をとりあって 協同攻撃のタイミングを合わせるという、想定通りに攻撃が 進んだのと、 ヨークタウン+レキシントンの攻撃隊の全力計92機で、 祥鳳の防空を圧倒したからですね。 >>582 そうですね。 「協同攻撃」とはいっても、第一波のレキシントンSBD隊 28機の爆撃は、全弾回避してますし、 その後のレキシントン雷撃隊とヨークタウン艦爆隊の攻撃が 完璧な雷爆同時攻撃となって、戦闘力を奪われてしまった。 >>554 『横濱航空隊行動調書』はアジ歴の『昭和17年4月〜昭和17年5月 横浜空 飛行機隊戦闘行動調書』でしょうか? 事実と異なる記述の部分がわかりません…。 戦史叢書では機動部隊発見の誤報があったのは4月25日で触接機は撃墜されたとなっていますが、横浜空の報告では4月26日に敵機動部隊発見で帰還していると記載されている部分でしょうか…。 >>582 翔鶴・瑞鶴と離れていたから他の二艦に比べて防空が弱かったのかも。 五航戦と違い実戦経験がなかったからしかたないし、艦隊を連携させなかった指揮が悪かった。 >>585 レキシントン爆撃隊の攻撃を回避後に戦闘機を飛ばそうと直進したところを被雷して行動不能、 そこを袋叩きにされてしまったんだっけ? >>588 艦を風に立てたばかりに…(。・ω・。) >>586 >『横濱航空隊行動調書』は スミマセン、同戦史叢書巻末掲載の正確な出所資料名は、 (29)「横濱航空隊飛行機隊戦闘行動調書」 でした。 >アジ歴の『昭和17年4月〜昭和17年5月 横浜空 飛行機隊戦闘行動調書』でしょうか? はい、その資料です。 >>590 の続き >事実と異なる記述の部分がわかりません…。 以下のとおり、 同戦史叢書 P219 「敵機動部隊発見誤報事件」 の該当記述はかなり分かりづらいのですが、 >戦史叢書では機動部隊発見の誤報があったのは4月25日で それは同書の誤記載で正しくは“4月26日”と思われます。 『五航戦戦時日誌』等の他資料では「4月26日」となっています。 >触接機は撃墜されたとなっていますが、 「通信途絶」→「帰還、搭乗員より聴取」 の流れで記述されており、 同書では“撃墜”されていないことが分かります。 通信途絶の理由については、説明、考察はありません。 >>591 の続き >横浜空の報告では4月26日に敵機動部隊発見で帰還していると記載されている部分でしょうか…。 はい、ここが本題です。“4月26日付”の同行動調書をよく見て下さい。 時系列というより、因果関係が破綻していますので。 「再評価」というか、少しだけ、庇える事実がある。 日本国民は絶対に以下の三点を見逃したり、忘れてはならない。 一、昭和16年12月8日の宣戦布告は、政府の機密厳戒態勢の中、韓国人の朴:茂コ(日本名:東郷茂徳)外務大臣の 命令に よってなされたこと。 二、 日本政府は機密厳戒態勢だったが、米国政府は日本が12月8日に宣戦布告することを事前に知っていたこと。 三、「ミッドウェ−作戦では機密情報管理が甘かったこと。連戦連勝に沸いていた海軍は情報管理で甘くなっていた。」 ということだけが多く主張されるが、(韓国人外相の下での)宣戦布告の機密漏洩の理由との関係についての 考証が、 ほとんどされてないこと。 >>592 すみません、通信途絶により二十五航戦では撃墜されたものと判断したと記述してあったので、撃墜されたものと思っていましたが、次のページに搭乗員に聴取したことが書いてありました…。 横浜空の行動調書では正午ごろの敵機動部隊発見の報告が無い部分でしょうか?聴取では大艇は1330までは触接していたとあるのですが、横浜空の26日の行動調書では正午ごろの発見の報告など該当する記述が無いように見えます…。、 戦史叢書では正午ごろの敵機動部隊発見の報を受けて、触接のため大偵と水偵が各1機ラバウルを発進したが敵発見の報告は無かったと記述してあり、横浜空では1415発進〜2110帰着の間に敵機動部隊発見となっているので、 大艇の1415発進の理由が正午ごろの敵機動部隊発見だとすると、26日の行動調書に該当する報告が無いのは気になります。 >>587 祥鳳はMO攻略部隊所属で、 翔鶴・瑞鶴のMO機動部隊とは、全くの別行動ですからね。 >>588 だいたいそんな感じです。風上に立て! >>589 空母が最も無防備になる瞬間ですからねぇ >>590 - いつもながらの焦らしぷれいですな 悔しい! でも感じ(ry >>593 せめて南雲長官に関係ある話題に・・・ >>581 の続き 以上のように、米空母は多大な犠牲を払って、 日本空母撃破に成功した。 次にフレッチャー少将がすべきことは何なのか。 いま一度、状況を整理しておきます。 >>596 の続き [事前の暗号解読情報] 日本空母は4〜5隻 [0800頃の南雲機動部隊] 4隻のうち、3隻(赤城・加賀・蒼龍)が被弾により行動不能 残り1隻(飛龍)が第一次攻撃隊(小林艦爆隊)を発進 [サッチ少佐からの敵情報告] 日本空母3隻を撃破(確実) 残りの空母については、詳細不明 >>597 の続き フレッチャー少将としては、一刻も早く 敵空母の残存兵力を把握し、これに攻撃を加えなければならない。 さもないと、今度は自らが反撃を受けることになる。 彼が採り得る手段は唯一つ、索敵機を出すことだdけですね。 >>598 の続き 現在の主題である、 「日本空母は残り何隻か」 これ以降、米空母部隊指揮官が頭を悩ますことになるのですが、 事前の暗号情報は、この疑問に対する答えを 何ひとつ与えてはくれません。 頼りになるのは、自らの目と耳と、勘だけです。 >>593 山口多聞が駐米武官のときに暗号機盗まれてるんだよ 名将山口の名のもとにそういった粗相は全く問題にされないけど >>600 停電を装って入って来た工事業者に やられたらしいですね。>暗号機 >>601 けしからんな >おもらし おじさんが助けてあげよう・・・ >>599 の続き そこで、フレッチャー少将の出した索敵機(ショート隊)の 話へとつながるのですが、 既述(>>527 )のとおり、彼らは280度から20度、 すなわち西方から北方にかけて飛んでいる。 >>603 の続き 日本空母3隻を撃破した第一次攻撃隊を出したのは、 240度方向(南西)で、そちらに触接機を出すのが 普通だと思いますよね。 なぜフレッチャー少将は、一見”的外れ”に思える方向に 索敵機を出したのでしょうか。 そのヒントになりそうなのが、この日最初に出した索敵機。 >>604 の続き ヨークタウンのアクションレポートによると、 At dawn, ten VSB of VB5 were launched to search the Northern semi-circle for a distance of 100 miles as a security search against surprise by enemy carriers not previously located by our forces. 「黎明時、10機のSBDが索敵のため発進した。 索敵範囲は、母艦の北側半円で、進出距離は100浬。 我が方が敵を発見するよりも前に、敵空母による奇襲を 受けることを防ぐための安全策として出された」 [ヨークタウンの黎明索敵](6月5日0130時発進) ☆ヨークタウンの索敵範囲、★ミッドウェー島PBYの索敵範囲 ★(20度-700浬) ☆(0度-100浬) (270度-100浬)☆ ▽ ☆(90度-100浬) ヨークタウン (北緯31度40分・西経176度30分) ■ミッドウェー島 (北緯28度10分・西経177度20分) | | | | | | | | | | | | ★(200度-700浬) >>607 の続き 6月5日の0130時(日本時間)、 南雲機動部隊がミッドウェー島攻撃隊を発進させたのと 同じ時間帯、フレッチャー少将も索敵機を出している。 当時ミッドウェー島から見て、ヨークタウンは、 13度方向・約210浬の位置にあった。 ミッドウェー島からは、PBYが 200度から20度の範囲で、索敵に出ています。 >>605 普通の索敵ではなくて敵索敵機を発見撃墜することが目的だよね。 >>609 敵攻撃隊の早期察知の意味合いもあるし、 日本艦隊接近の警戒も含めた近距離索敵もあったりするけどね 奇襲を防ぐ目的とはそういうこと >>609 その通りです。 100浬とという進出距離は、敵艦隊を発見するためには短すぎる。 >>610 そうですね。 敵を発見することより、味方が発見されないことが主目的です。 >>607 の続き 上図は、各自脳内変換されたし。 ヨークタウンの位置は、 ミッドウェー島から発進したPBYのうち、 最も北の20度線の索敵範囲上にあった。 そこから北半円にSBDを出したということは、 西半分はPBYの索敵圏内と重なることになります。 >>612 の続き 一見、無駄なようにも見えますが、 PBYは700浬の超長距離索敵なので、 ある特定海域に限定すれば、行きと帰りの数十分間 飛行するだけの、”粗い”捜索になります。 しかも、最も端の索敵線であるため、 隣線の機体とダブルチェックすることも期待できない。 >>513 の続き 0800時(〜0900)に出した、二回目の索敵機も 北方を中心に計画(>>527 )されていることからも、 フレッチャー少将にとってあ、よほど北側が 心配だったのでしょう。 >>611 マリアナ沖海戦あたりで日本軍索敵機撃墜目的で ヘルキャットとアベンジャーをペアにして飛ばしてなかったっけ? >>615 あれは進出距離315浬の普通の索敵。 実際に日本の索敵機も喰っているけど、目的としては索敵機の生存性向上 マリアナ沖海戦といえば失敗したとはいえ、片道800km以上の遠距離攻撃を行なっているのには驚くよな 勿論、爆装F6Fの話だけど >>615 そりゃ、マリアナの頃は、初期と比べて、 米空母の戦術も進化しているでしょう。 >>616 ありがとうございます。 米空母機の航法能力も向上したのかな? >>614 の続き これら、フレッチャー少将の”心配”の原因と考えられるのが、 事前の暗号解読情報です。 ゲショ氏の指摘されるとおり、>>500-501 >「ミッドウェー島陸上機による攻撃から空母群を護衛するため、 >他の空母もしくは高速戦艦が追加される可能性もある」 >>618 の続き 「日本空母は4〜5隻」と聞かされていて、 実際のPBYの索敵報告は「日本空母2隻発見」 索敵報告を信じるならば、 残り2〜3隻が、”別の場所”に所在することになる。 しかも、その目的は、基地航空兵力の制圧、 もしくは友軍空母の支援です。 >>619 の続き 客観的に分析すれば、ミッドウェー島上陸支援”のみ”が 目的ならば、せいぜい2隻の空母があれば十分。 ウエーク島の時も、分派されたのは二航戦だけでしたよね。 ハワイから1000浬以上離れた、ちっぽけな島に対して、 空母4〜5隻、しかも精鋭中の精鋭である南雲機動部隊の 一航戦と二航戦を投入することは、 明らかに「兵力の過剰集中」であり、 島の制圧以外に、別の目的があると考えるべきです。 フレッチャーとスプルーアンスは、南雲が1AFと2AFを分散配備している可能性を、 ニミッツから示唆されていたのでしょうか? インド洋でも南雲は空母をずっと集中配備で使っていたような… >>620 あーまたこの人は フレッチャー様が信じたのは「索敵報告」ではなく「解読情報」だって 前から教えてあげているのに 5月20日の山本電によって日本軍の作戦行動は筒抜けになっている つまりアホ南雲が密集陣形でやってくることもわかっていたのである さらにミッドウェー島からの米雷撃隊が密集陣形であることを見て確認している 海の上なんだから隠れようがない、見ればわかるわけよ >>617 44年頃から米海軍はF4Uを代用艦爆として用い始めることからも解るように航法能力は向上しとるよ 日本の単座攻撃機(爆装零戦や単座彗星など)は応急的処置だけど、米海軍は将来の方針として単座 スカイレイダーでいきなり単座攻撃機をやり出したわけじゃないんよ >>621 作戦計画を素直に読めばそうなりますね。 >>623 お、早速釣られましたな。 >フレッチャー様が信じたのは「索敵報告」ではなく「解読情報」だって その通り、フレッチャーさまは最後まで暗号情報を疑わなかったために、 あさっての方向に、索敵機を飛ばすハメになったのです。 >>624 ありがとうございます。 >航法能力は向上しとるよ それは訓練により練度が向上したのか、 優秀な計器が装備されたのか、気になるところです。 >>620 の続き その”別の目的”とは何なのか。 ハワイもしくは西海岸に対する空襲か。 あるいは、米空母誘出を狙った陽動部隊か。 いろいろな可能性が検討されますね。 >>626 の続き フレッチャー少将がPBYの索敵報告 「日本空母2隻発見」 を受け取った時、何を考えたのか。 正解は、日本空母4隻は密集しているから、 全攻撃隊を発進させ、攻撃すべきだった。 >>627 の続き そうすれば、飛龍も行動不能にさせ、 ヨークタウンは沈まずに済んだ・・・はず。 アメリカの完全勝利!、ですよね。 ただし、これは史実を知る我々だからこそ出来る ”神の視点”で、あまり意味がない。 米空母が待ち伏せしていると分かっていたなら、 誰も兵装転換なんてしない、のと同じです。 >>628 の続き 彼がヨークタウンのSBD隊を半数控置させたのは、 残り2〜3隻の日本空母に備えるため。 それらは、全く別の海域で行動しているかもしれないし、 PBYが発見した2隻と同一集団に居たが、雲に隠れて 見つけられなかっただけかもしれない。 >>625 装置装備の発達 平時なら訓練すればするほど錬度上がるだろうけど、戦時だと錬度なんざ下がる一方だよ 平時から居たベテランは減っていくし、補充は大量育成で補うから平時と比較したら新兵は訓練時間は取れない どこの国も一緒 第二次大戦の航空戦は勝った側も大量の飛行機を失ってそのつぐ補充されてるとか 負けた側は新兵の補充が追いつかず訓練期間が激減するとか消耗が激しいよね。 >>631 個人専用機があるアメリカやドイツの有名撃墜王でも、1ヶ月くらいで同じ型式でも 新しい機体に乗り換えているよな。 撃ち落とされない撃墜王でさえそうだから、航空戦の消耗は、人も飛行機も 凄まじいペースだったんだろう。 >>629 まーだこんなこと言っているw フレッチャー様が早い段階で、日本空母が4隻の密集陣形だと認識していたのは、 ウイキにも記述されていることです 私はこの件に関してはウイキを支持します 暗号解読情報があったこともそうですが、ミッドウェー島からの雷撃隊が 密集陣形を目視して確認しているわけですから 攻撃する前には普通は状況を報告するものですし、 「4隻の日本空母を発見」と一言報告すれば伝わるのですから でもここのスレ主の主張は「最後のほうまでフレッチャーには 日本空母が4隻密集していたとはわからなかった」なんですよね PBYは最初の接触後に飛び去ってるなか、 攻撃は失敗しているとはいえ基地機も複数回来襲しているのに 日本空母の正確な位置も数もろくに報告できてないってどういうこと? しかも三空母撃破後に飛龍の位置確認にも手間取っているし。 ミッドで日本海軍の索敵はよく問題にされるけど 索敵や接触面で言えばアメリカ海軍の方がよほど下手やないか。 >>630 なるほど。事情はどこも一緒ですな。 >戦時だと錬度なんざ下がる一方だよ >>631 飛行機の消耗は戦闘だけでは無いのです。 >>632 ”愛機”と言っても、月替わりなのか・・・ >>633 萌える? それとも、萌えない? >>634 えっと、wikiの件は過去スレでも指摘しましたが、 出典元に「日本軍の空母4隻すべての所在を確認した」 の記述はありません。 そもそも、4隻密集していると分かっているのなら、 さっさとショート隊を第二次攻撃隊として出すべきでしょう。 サッチ隊が戻ってきた方向に出せば良いのだから、 索敵すら必要ないでは >>635 そうなんです。 「あまりにも効率が悪い」>>574 でしょ? >>636 ですね。「錯誤の戦い」と言われる空母戦において、 最も複雑にからみあうのが索敵なので、 日米双方とも、公平に評価しましょうよ、 と、問いかけたいですね。 >>629 の続き フレッチャー少将には、ふたつの選択肢が迫られる。 (A)日本空母4〜5隻は同一集団で行動している。 ゆえに、空母機全力で攻撃する。 (B)日本空母は、2隻と2〜3隻の二集団で別行動している。 PBYの発見した2隻は、TF16(エンタープライズとホーネット)に任せ、 もう一群の所在が明らかになるまで、ヨークタウン隊は待機させる。 >>640 の続き 前者(A)の場合、もし予測が外れて、 日本空母が別々に行動していた場合、 もう一群を発見しても、手持ちが無く、 一方的に攻撃されるという不利な状況に陥る。 後者(B)の場合、もし予測が外れて、 日本空母が同一集団だった場合、 第二次攻撃隊として、ヨークタウン隊を出せば良い。 >>641 の続き 兵力の逐次投入にはなってしまいますが、 「どちらが”致命傷”になるか」を比較すれば、 史実のフレッチャー少将の作戦指導(B)が 妥当だったと、誰しも納得できるでしょう。 >>642 の続き >「日本軍の空母4隻すべての所在を確認した」 もし、wikiの記述通りに進んでいれば、 フレッチャーは気楽で良かったですよねぇ 繰り返しになりますが、指揮官の仕事は、 「適切な情勢判断」と「迅速な決断」 手持ちの情報が正確ならば、誰だって、適切に迅速に決断できます。 不正確で、不十分で、矛盾する情報しか入手できてないけど、 決断しないといけないから、指揮官が必要になるのです。 >>643 の続き その時指揮官は、いくつかの選択肢の中から、 「どれが最も作戦目的達成に効果的か」 という視点で、取捨選択します。 フレッチャー少将に与えられた作戦目的(空母運用方針)は 何だったか。よく思い出して吟味するのがよろしいかと。 >>637 飛行機が足りなかったアフリカ戦線のドイツ空軍で、 エースのマルセイユは1942年2月から9月までの7ヶ月間で、 下の4機のBf109F-4/Zを乗り継いでいる。 W.Nr 12593 W.Nr. 10059 W.Nr. 10137 W.Nr. 8673 2ヶ月間は休暇でヨーロッパに帰っていたから、 5ヶ月で4機のBf109F-4/Zに乗り、 新しいG-2に乗り換えた初日に事故死。 だからアメリカ軍やイギリス軍のエースは、 もっと頻繁に専用機を更新していたと思われる。 >>640 惜しいですねw (B)日本空母は、4隻と1隻の二集団で別行動している。 これが暗号解読から導き出せる正解 アメリカ様の「日本空母4隻ないし5隻」とは適当な数字ではなく、 山本電の解析から導き出された数です 前にも言ったけれど、フレッチャー様が攻撃隊を待機させていたのは、 5隻目の日本空母に備えたせいなのよね 史実のフレッチャー少将の作戦指導(B)が 妥当だったと、誰しも納得できるでしょう。 >>643 >フレッチャーは気楽で良かったですよねぇ 残念なことに、この5隻目の空母は位置も予定進路も不明だったので、 フレッチャー様の気が休まることはありませんでした それは決して日本空母の威力を過小評価していなかったせいですね たとえ日本空母一隻でも、結果が逆転する可能性があった、ということです >>645 ありがとうございます。 欧米では個人撃墜を重視してるので、 愛機には撃墜マークも描くから、思い入れも強いのかな >>646-647 それは過去スレでも指摘しましたが・・・ 「日本空母は、2隻と3隻の二集団で別行動している場合」 エンタープライズとホーネット→2隻を攻撃、 ヨークタウン→残り3隻に備えて待機 これは、妥当な兵力配置です。 しかし、貴官が仰るとおり 「日本空母は4隻と1隻の二集団で別行動している場合」 米空母3隻全力で、日本空母4隻を攻撃すべきですよね。 >この5隻目の空母は位置も予定進路も不明だったので 5隻目は、参加するかどうかもはっきりしてないのだし >>644 の続き サッチ少佐が戻る前の0800頃の情勢判断では、 「残り2〜3隻の日本空母」 の所在は、分からない。 そこで、PBY索敵網で見落としている恐れが大きい 北方海域を中心に、再度索敵を実施するという フレッチャー少将の作戦指導には賛同できますね。 >>650 の続き しかし、この後の米空母の対応については、 大いに疑問が残ります。 特に、米国のお家の事情?である、 ”効率の悪さ”、”連携の悪さ”が見て取れる。 >>651 の続き 既述のとおり、>>446 0820頃、サッチ少佐がヨークタウンに着艦し、 フレッチャー少将は、「日本空母3隻撃破」を知った。 その後0900時には、レーダーが日本軍攻撃隊の 接近を探知した。 >>652 の続き ここで彼の情勢判断(>>640 )は、若干の修正が 加えられたはず。 (A)日本空母4〜5隻は、同一集団で行動している。 第一次攻撃隊により、3隻を戦闘不能にした。 残り1〜2隻が健在で、すでに攻撃隊を発進済み。 (C)日本空母は、4隻と1隻の二集団で行動している。 第一次攻撃隊により、4隻のうち3隻を戦闘不能にした。 残り1隻は健在で、すでに攻撃隊を発進済み。 もう一群(1隻)の所在は不明 スレの最初の方で話題になっていた航法の話が朝日ソノラマ文庫「空母ヨークタウン」に出ていたので抜き書き アメリカがミッドウエーの西方には全く気象観測所を持っていなかったためストレンジ気象長は信頼できる天気図を作成することはできなかった。 しかし異種類の風がヨークタウンと日本艦隊の間に吹いており、しかもこの風が異なった高度であることをつかんでいた。 ストレンジ気象長はヨークタウンのパイロットに海面に描かれる風の縞を観測して見かけの風向・風力に基づく風落を修正するよう勧告した。 この観測法はランス・マッセイ少佐の率いる雷撃隊によって実施されることになった。 ―中略― ペダーソン飛行長はヨークタウンの攻撃隊を発進させる直前、敵艦隊が風に立って南東に進路をとりミッドウエーへ向かっていると判定した。 日本艦隊は風に立って飛行機を発進させ、また収容しなければならないから南東の進路をとり続けるはずだと信じたのだ。 また日本艦隊がきわめて高速で航行していることを念頭に置くようヨークタウンのパイロットに注意した。 そこで出会点は日本艦隊が出せる最大速力をもとにして作図された。 もしヨークタウンの攻撃隊が予想出会点に到達して日本艦隊がどこにも見えない場合、答えはただ一つである。 日本艦隊は真っ直ぐ北西方向にあり、あらかじめ作図した予想進出線を南下中であることは確実だろう。 ヨークタウンの全機はペダーソン理論にしたがって敵の予想進出線を逆にたどって敵艦隊の煤煙を発見したのである。 >>654 ありがとうございます。>「空母ヨークタウン」 文庫本だとp183〜ですね。 >出会点は日本艦隊が出せる最大速力をもとにして作図された。 これはうまい方法で、迷っても一方向だけ探せば良い。 TF16の二空母はそれを飛行隊長の判断に任せたので、 エンタープライズは成功し、ホーネットは失敗したわけですね。 まぁ、波頭を観察して偏流測定するのは、一般的な方法ですがねぇ >>653 の続き この時点では、(日本時間0900頃) 5隻目の日本空母の所在は不明です。 しかし、敵の「第四の空母」が健在であることは 明らかなので、 フレッチャー少将にとっての最優先事項は、 「第四の日本空母を捕捉攻撃すること」 >>657 の続き なぜなら、本作戦における米空母の任務は、 >ただし我が空母や巡洋艦が重大な損失をこうむるような >決定的な戦闘に我が艦隊を投入することは許可されない。 (OP29-42) 彼我の距離が100浬以内という至近距離である以上、 この「第四の空母」を戦闘不能にしない限り、 米空母は反復攻撃を受けることになり、 「重大な損失」につながりかねない。 >>658 の続き しかも、アメリカ側に有利な点は、 レーダーの探知により、敵機の来襲方向が分かっているので、 (改めて索敵機を出すまでもなく) 第四の空母は「255度方向、100浬以内」に居ることは 確定とみなして良いのです。 あとは攻撃隊を準備して出すだけ、ですよね。 現場指揮官のフレッチャー司令もスプルーアンス司令も何もおかしい指揮してないよね。 日本海軍も南雲司令も同様。 前者は暗号解読で敵がその通りの動きをすること前提に、 後者はこちらの作戦が読まれておらずミッド攻撃中は敵艦隊は出てこない前提に作戦命令を受けてるのに。 前提が崩れたら指揮官は確実な情報がないなかに決断を求められるから大変。 >>660 まさに、フレッチャー少将が回想するところの ”暗中模索”ですね。 >>659 の続き もちろん、三空母は第一次攻撃隊を収容したばかり ですから、「即時発進」というわけにはいきません。 レーダーで探知した「255度」とは、 日本攻撃隊の出発点とヨークタウンを結ぶ直線の方位を 示すものであり、 日本軍「第四の空母」は、刻々と移動しているはずですから、 攻撃隊の準備を待っていては、見失う恐れがある。 >>662 の続き そこで、本職が米空母指揮官なら、 取り急ぎ、触接継続用として、 SBDを2機編隊で一組出しますね。 場合によっては、爆弾を搭載せずとも良い。 給油と機銃弾搭載だけなら、それほど時間はかかるまい。 >>663 の続き とりあえず255度方向に飛ばせば、 仮に敵空母が25ノットで航行していたとしても、 1時間以内なので、出発点の25浬以内には居るはず。 少し周囲を捜索すれば、確実に捕捉できるでしょう。 >>664 の続き とにかく、時間が経てば経つほど、 敵に反復攻撃の機会を与えることになるから、 第一次攻撃の時とは違って、五月雨式で結構、 逐次投入で良いので、次々と攻撃隊を繰り出せば 戦果を期待できるかと。 >>665 の続き ここで各空母の状況を確認してみると、 まずヨークタウンは、本来なら 「こんなこともあろうかと思って、用意しておいた ショート隊を出す時が来たようだな」 と、真田さんばりの頼りになるところを 発揮するはずだったフレッチャー少将ですが、 >>666 の続き すでに17機のSBDのうち10機は、第二次索敵に 出してしまって、残りは7機。 加えて、自艦が敵機の目標となり、 防空、ダメコン、旗艦移乗など、 とても攻撃隊発進の余裕なんぞありません。 >>667 の続き 対するスプルーアンス少将の方は、 敵の攻撃隊が、二度ともヨークタウンに集中したため 「防空用戦闘機の増援をヨークタウンに派遣」 「母艦に降りられなくなったヨークタウン機の収容」 を除けば、攻撃隊の準備を進められる状況にあった。 >>668 の続き ところが、スプルーアンスが攻撃隊を発進させたのは、 なんと1230時! 0900時に「第四の空母」の存在を確信してから、 実に3時間半も経過しています。 そしてこれは、先にヨークタウンから出した 第二次索敵機が飛龍発見を報じた電文 (1145時)を受けての行動です。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
read.cgi ver 07.5.1 2024/04/28 Walang Kapalit ★ | Donguri System Team 5ちゃんねる