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太田記念美術館@ukiyoeota
某ゲームにて葛飾北斎を女性化したキャラクターが登場しましたが、江戸時代の浮世絵でも歴史上の偉人を女性化することはすでに行われています。
こちらは『三国志』の三顧の礼。孔明の家を訪れる劉備・関羽・張飛が女性たちの姿で描かれています。
3/2より開催の「江戸の女装と男装」展で展示予定。 
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太田記念美術館@ukiyoeota

ちなみに孔明は若衆髷の美青年として描かれています。
お供の女性たちを連れた中央の振袖姿の娘が、雪の積もる中、恋人の元を訪れたという場面なのでしょう。
歴史上・物語上の人物を現代の人物に置き換える趣向は、江戸時代の浮世絵の中で好まれたもので、
「見立て」や「やつし」と呼ばれています。