2018.01.12
「世界で一番権力のある女性」の足もとを揺るがす難民問題

ドイツはこのまま内側から崩壊するのか
川口 マーン 惠美
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/54115

2015年の秋、100万近くの難民を受け入れたときの熱狂を、多くのドイツ人は、もう思い出したくもない。
政府とメディアは長い間、難民による犯罪は増えていないと言い張っていたが、SPに守られているわけではない一般国民は、
治安の悪化を肌身で感じている。超法規的措置で難民を無制限に入れたメルケル首相の責任も、そろそろ追及され始めるかもしれない。

去年のクリスマス・マーケットはどこも、トラックが突っ込めないよう巨大なコンクリートの塊が置かれ、重装備の警官が並んだ。
これが日常の風景になると想像して、憂鬱にならないドイツ人はいないだろう。政府は国民の安全を保証すると言うが、
そもそも、そのためにどんどん増加していく経費を負担させられているのは国民自身なのだ。
(以下略)
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なんかもう、読んでいるとドイツ人でなくても鬱になってくるな。

15歳の少女が、15歳の難民男性に真っ昼間に刺殺されたとか、
ドイツの政治家とメディアは、これまで難民の犯罪をひた隠しにしてきたとか、
今年のケルンのカウントダウンパーティが無事に終わった理由とか、
少数の難民による犯罪が急激に増えている統計とか、

日本のメディアでは、ほぼ確実に報道されない内容が目白押しになっとる。

ドイツはもう、いろんな意味で立ち直れないのではないか?