戦艦にトドメを刺したのは艦載機のジェットかと対艦ミサイルの実用化。
搭載量の少ない単発レシプロ艦載機時代なら、特定地点に大火力を投射できる戦艦艦砲射撃もそれなりに重宝されたのだが、16インチ砲弾並の2000ポンド爆弾を複数運搬できるジェット艦載機が使えるなら着弾精度の悪い艦砲射撃の存在意義がほとんど無くなる。
そして、駆逐艦でも運用できる対艦ミサイルは、水上戦闘における艦砲の存在意義を完全に無意味化。
かくして、戦艦・重巡・軽巡まで大・中口径砲のプラットホームであることを前提に設計される艦は軒並み滅びることになったのであった。
まあ、一部巡洋艦はミサイル化で辛うじて生き延びることができたけど。
戦艦まで巨大で重いと運用経費かかりすぎてミサイル化してもコスパが悪すぎる。