中世ヨーロッパで剣で板金鎧の武者を倒す技術は大まかに分けて二つ
一つはハーフソード。剣を相手に引っかけて転倒させてトドメを刺したり
剣を梃の代わりにして関節技をかけてからトドメを刺したり、剣を使って敵の武器を奪ったり
鉄板と鉄板の隙間を突いたりする。

もう一つは殺撃。刀身を持って柄で殴る。
これがかなり強烈で「雷撃」とか「破甲衝」と呼ばれるぐらいの威力を持つ
ハーフソード術と組み合わせることが多い

もちろん状況によっては格闘術も併用する。倒した上にのしかかって殴ったり突いたりする
武装格闘術というのも確立されドイツの騎士達はまず武装格闘術を叩きこまれたそうである