>>50
実際の剣術とはかけ離れてるけど、激しく撃ち合う事自体は必要
激動状況で即応し続けるとか、その最中で判断力や思考能力を保つのは型稽古じゃ身に付かないし
というか戦前までは古武術でも袋竹刀で撃ち合う鍛錬は普通にやってた

それに剣で撃ち合うのに刃か峰のどちらかで撃ち合う方が良いのかは、実は両説あって判ってないし、西洋剣術とかは鍔迫り合いを前提としたバインド技が多いから、それなりには撃ち合ってるかと
反面で真剣や模造刀ならできない運剣や、平床・整地でのみ可能な素早く細かいフットワークは実戦的と言い難いのも事実
特に剣道の返しは真剣的には向かないし、太平洋戦争中では刀の平で敵を殴りつけ、自分の刀で自分を斬る失敗も多かった

この辺は、現代剣道の成立にも強い影響を与えた「昭和の剣聖」中山博道氏もかなり厳しい苦言を呈している