エアインテーク形状のDSIは、なぜ90年代になってやっと研究され始めたのでしょうか?

第2世代戦闘機の頃には、すでに現代戦闘機開発に不可欠な設計手法や理論が確立されており、
それは当時としても多分に先進性を含んだ早熟なものに見えます。
逆に言えばその頃にはすでに機体形状は研究し尽くされ、
後の戦闘機開発のための技術の引き出しに過ぎないものになっていると言っても過言ではないと思います

既にそれだけの理論の数々を確立出来ていながら「境界層空気流を機体のふくらみで圧縮し切り裂く」
という一見簡素な工夫をなぜ今までしてこなかったのでしょうか?