ウクライナ: 何が間違っていたか、そしてどう立て直すか
http://econ101.jp/
https://piie.com/bookstore/ukraine-what-went-wrong-and-how-fix-it
https://www.youtube.com/watch?v=djSYCixU-9E

ウクライナの若者の80%が何らかの高等教育を受ける。

ウクライナのGDPに占める年金支出は2010年頃には約18%で、世界最高水準の年金支出である。
そのほとんどは老齢年金であり、寿命は68.5歳と比較的短く、UNDPによるとこれは世界で122番目である。

この本の出版時点で、ウクライナの公的支出はGDPの53%を占める

ウクライナはお金を使い果たしつつある…” オーケー、これは既に知っていることだ。

平時において1989年から1999年にウクライナがまずくいった以上にまずくいった経済はない。
公式な統計によれば、10年間で、ウクライナのGDPは合計で61%急落した。しかしながら、このいくらかは闇市場の成長によって相殺された。

ドンバス[1]は含まれているけれども、クリミアはもはやウクライナのGDPの公式統計に含まれていない


[1] 訳者注: ドンバスとは、ウクライナ東部の地域であり、「ドネツク人民共和国」や「ルガンスク人民共和国」を名乗る勢力が分離独立を主張している。